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岩木山神社拝殿・楼門

【重要文化財】

 

岩木山神社拝殿
 
よみがな
いわきやまじんじゃはいでん
員数
1棟
文化財の概要
(けた)(ゆき)五間、梁間(はりま)五間、一重、入母屋造、正面千鳥破風(はふ)付、
向拝一間、とち葺形銅板葺
附 棟札二枚
建立 寛永十七庚辰年林鐘大吉祥日
葺替 安永四乙未年六月及び文政元戊寅年林鐘吉祥日
指定年月日
明治41年4月23日
所在地
弘前市大字百沢
所有者・管理者
岩木山神社
岩木山神社は山岳信仰に始まる古社で、この拝殿は元来、下居宮おりいのみやの別当寺・百沢寺ひゃくたくじ)の大堂(本堂)として建てられたものである。天正17年(1589)の岩木山噴火によって百沢寺全山が焼失した後、初代藩主為信が慶長8年(1603)に起工し、三代藩主信義の寛永17年(1640)に至って完成した。壮大な五間堂で、外部を全面()塗りとし、内部は弁柄(べんがら)塗りであるが、千鳥破風内の彫刻や(かえる)(また)は極彩色で美しい。内部の構成も明快で、密教寺院本堂としての雰囲気を今に伝えている。

 


 

岩木山神社楼門
 
よみがな
いわきやまじんじゃろうもん
員数
1棟
文化財の概要
五間三戸楼門、入母屋造、とち葺形銅板葺
附 棟札四枚
葺替 享保第四龍宿己亥林鐘廿有八日
修復 享和三龍集癸亥孟夏
葺替 安政四丁巳年七月廿日
葺替 安政四丁巳年七月
指定年月日
明治41年4月23日
所在地
弘前市大字百沢
所有者・管理者
岩木山神社
百沢寺(ひゃくたくじ)の山門として、二代藩主信枚(のぶひら)代の寛永5年(1628)に建てられた。桁行16.6メートル、梁間7.98メートル、棟高17.85メートル、丹塗り一色の二層の壮大な楼門は周囲を圧する趣がある。柱は総円柱で階上まで通し柱、組物は両階とも三手先詰物、上層縁廻は高欄をまわす。内部は格子戸で内陣と外陣に仕切られ、外陣は板敷、内陣は段違床板張り。下居宮時代には上層に十一面観音、五百羅漢像を安置したが、神仏分離に際して取り除かれ、階下に随神像を祀り現在に至っている。
 
 

リンク先

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担当 文化財課(文化財に関すること)

電話 0172-82-1642

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