学生が土手町商店街のお店を取材し、弘前のまだまだ知られていない魅力をポスターにしました。
学生1人が1店舗ずつ担当して、16人で作った16枚のポスター。
ほとんどの学生が、ポスターづくりの経験も、一眼カメラを使った経験もない中、
4日間で取材・企画・撮影までを学生自身が行いました。
ポスター制作の様子
土手町商店街で開催されたカルチュアロード内ステージイベントで、完成したポスターを学生から店主へ送られる贈呈式が行われました。
贈呈式の様子
9月28日から12月1日まで、土手町蓬莱広場及びヒロロスクエアで行われた「弘前ポスター展総選挙」。
市内外から多くの投票をいただきありがとうございました。投票総数は2,329票となり、グランプリ、準グランプリ(2作品)、コピー賞、写真賞の5作品が決定し、表彰式がおこなわれました。
表彰式の様子
地方創生のモデルとして全国各地で実績のある「商店街ポスター展」を弘前市と学生向けワークショップの形にカスタマイズ。また、写真による地域活性化プロジェクトとして実績のある「ローカルフォト」とコラボする全国初の試みにより、ポスターを作るだけにとどまらず、商店街を活性化し、弘前市の新たな魅力発信に寄与するモデルを実現しました。
大阪で始まり、新世界市場、文の里、兵庫県伊丹市、宮城県女川町などの商店街に人を呼び込み話題になりました。製作者のアイデアが大きく反映された個性豊かでユニークなポスターが商店街中に張り出され、ギャラリー化。SNSでもシェアが拡がり、観光客の呼び込みなどにも貢献するシティプロモーションも含んだ地域活性化プロジェクトです。
写真家・MOTOKO氏が立ち上げた写真による地域活性化プロジェクト。
❝地域と写真❞をテーマに、写真で地域を元気にすることから、多くの官民連携プロジェクトに参画。
香川県小豆島、長崎県東彼杵市、鳥取県大山町、静岡県下田市など、10以上の地域でフィールドワークを実施している。
商店街ポスター展仕掛け人である日下慶太氏をはじめ、ポカリスエットの一連の広告で知られる正親篤氏のほか、第一線のクリエイター陣がサポート。
弘前ポスター展 総合ディレクター 日下慶太氏
1976年大阪生まれ大阪在住。株式会社電通コピーライター。
商店街のおもしろいポスターを制作し町おこしにつなげる「商店街ポスター展」を立ち上げ、全国から注目を浴びる。コピーライターとして勤務する傍ら、写真家、UFOを呼ぶためのバンド「エンバーン」のリーダーとして活動している。2018年6月に初の著書『迷子のコピーライター』を上梓した。佐治敬三賞、グッドデザイン賞、東京コピーライターズクラブ最高新人賞、ゆきのまち幻想文学賞ほか多数受賞。
正親篤氏
なかよしデザイン クリエイティブディレクター アートディレクター
細川美和子氏
株式会社電通 コピーライター CMプランナー
外崎郁美氏
株式会社電通 ギャルラボ代表 コピーライター
MOTOKO氏
写真家
学生たちが考えたデザインをフィニッシュさせたのは、青森で活躍する地元クリエイター陣。
「JAGDA青森」協力のもと、全国的に活躍するトップクリエイターと青森のクリエイターとの
コラボが実現!
スマホのカメラしか使ったことがない学生も多い中、津軽の伝統工芸「こぎん刺し」をあしらったカメラストラップを付けた一眼カメラで撮影に臨みました。「弘前こぎん研究所」とデザイン会社「FURIKAKE」とのコラボレーションにより生まれた「こぎんストラップ」は、下記URLにて受注販売をしています。