平成28年度から、市民の皆様が主体となって、自分の(My)弘前、ふるさと弘前について、新たな『はな』(価値、魅力、資源等)やまちづくりの方向性等について話し合う場として、「Myひろさき創生市民会議」を開催しています。
市民会議でのご意見・ご提案等を踏まえ、平成30年度からの次期総合計画を策定し、人口減少が進む中でも、弘前市の地域経営による持続的な成長・発展を実現します。
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日時 | 会場 | グループテーマ | 市民ゲストスピーカー |
第1回 経営計画って? |
H28.7.30(土) 13:30~15:30 |
弘前市民会館 大会議室 |
弘前の「好きなところ」と「もう一歩のところ」 | ― |
第2回 こんな弘前になったらいいな! |
H28.8.27(土) 13:00~15:00 |
弘前市民会館 大会議室 |
こんな弘前になったらいいな! | ― |
第3回 分野「ひとづくり」について |
H28.10.8(土) 13:30~15:30 |
ヒロロ 健康ホール |
「ひとづくり」での新たな『はな』は? |
①鹿内 葵さん (NPO法人スポネット弘前理事長) ②境 江利子さん (あんよ・せらぴー共育研究会会長、スマートフットワーク代表) |
第4回 分野「くらしづくり」について |
H28.10.22(土) 13:30~16:30 |
ヒロロ 健康ホール |
「くらしづくり」での新たな『はな』は? |
八木橋 喜代治さん (ひろさき健幸増進リーダー会会長) |
第5回 分野「まちづくり・なりわいづくり」について(前半) |
H29.2.26(日) 13:30~16:30 |
弘前市民会館 大会議室 |
「まちづくり・なりわいづくり」での新たな『はな』は?(前半) |
①葛西 ひろみさん (前川國男の建物を大切にする会代表) ②千葉 賢二さん (弘前市英会話サークル Globish代表) |
第6回 分野「まちづくり・なりわいづくり」について(後半) |
H29.3.11(土) 13:30~16:30 |
ヒロロ 健康ホール |
「まちづくり・なりわいづくり」での新たな『はな』は?(後半) |
相馬 勝さん (弘前市防災マイスター連絡会会長) |
第7回 オール弘前体制でのまちづくり! |
H29.3.26(日) 13:30~16:00 |
弘前文化センター 中会議室 |
『オール弘前体制』でまちづくりを進めるための新たな『はな』は? | ― |
Myひろさき創生市民会議がスタートしました。
はじめに、山本副市長による弘前市経営計画の説明や、会議の目的やルールについての説明が行われた後、参加者全員で旗揚げアンケートを行いました。アンケートによると、参加のきっかけは「会議にちょっと興味をもったから」「勉強・経験のため」という参加者が多く見られました。
その後のグループワークでは、弘前の「好きなところ」と「もう一歩のところ」というテーマで、35名の参加者はそれぞれグループに分かれて話し合いをしました。弘前が大好きな皆さんとだけあって、積極的な話し合いで盛り上がりました。
話し合いがまとまった後は、各グループごとに発表していただき、それぞれに対して山本副市長がコメントしました。発表に対する参加者からの質問や意見もありました。
会議終了後、参加したかたからは、楽しかったという声をいただきました。
次回は8月27日(土)に開催されます。途中の回からの参加も大歓迎ですので、興味をもったかたは是非ご参加くさい。
第2回は、「こんな弘前になったらいいな!」をテーマに開催されました。
皆さんは、『子どもたちの笑顔あふれるまち 弘前』という言葉を知っていますか?
これは、「弘前市経営計画」における市の20年後の将来都市像(めざす姿)なのです。子どもたちの笑い声が地域に響きわたり、笑顔で楽しく過ごせている「まち」は、地域の持つ魅力や豊かさが高まり、隅々まで行きわたっている「まち」である、ということで、この目標が設定されています。
現在、市では、ねぷたやさくらに続く新たな『はな』(価値、魅力、資源等)を咲かせようと、「HIROSAKI DESIGN WEEK」など、新たな取り組みを展開しています。
では、弘前にはこのほかにどんな『はな』があるだろうか?これからどんな弘前にしたいか?ということで、各班ごとに話し合いと発表をしました。どの班も時間いっぱい、みんなで楽しくグループワークしていました。最後には、参加者全員が自分が一番良いと思った『はな』に投票して、一番人気を決めました。
「弘前市経営計画」では、市の取り組みを分野(ひとづくり、くらしづくり、まちづくり、なりわいづくり)ごとに分けて掲載していますが、今回は「ひとづくり(子育て、教育、文化・スポーツ等)(856KB)」にテーマを絞って会議を進めていきます。
はじめに、「ひとづくり」分野で活躍している市民の方から、ご自身の取り組みについてお話ししていただきました。その市民ゲストスピーカーは、NPO法人スポネット弘前理事長の鹿内さん、あんよ・せらぴー共育研究会会長、スマートフットワーク代表の境さん。鹿内さんは、子どもたちへスポーツの楽しさを教えながら、境さんは子どもたちの放課後の居場所づくり等を通してひとづくりをしています。お二人の話を聞いた参加者からは、「感動しました!」「お二人のような人材の情報を集めて、冊子などで分かりやすく紹介されればいいな。」「自分もひとづくりに関われたらいいなと思った。」などたくさんの声をいただきました。
続いて、参加者の皆さんで「ひとづくり」での新たな『はな』(価値、魅力、資源等)を考えました。
「『ルイーダの酒場』のような仲間との出会い・交流の場をつくろう!」「新しいことに取り組んでいるぶっとんでいる人を探す」など、いろんな意見が出されましたが、全体的には、多世代・多業種・他分野の人のネットワークづくりやそのための場所づくりが必要という意見が多かったようです。
今回のテーマは「くらしづくり(健康、介護福祉、防災防犯等)(758KB)」です。市民ゲストスピーカーは、ひろさき健幸増進リーダー会会長の八木橋喜代治さん。八木橋さんからは、健幸増進リーダー誕生までのお話や活動の内容、最近では町会など地域が自主的に健康づくりに取り組むことが増え、健幸増進リーダー活動によって住民活動が拡がっていることなどを発表していただきました。
グループワークでは、会場のヒロロにある「高齢者健康トレーニング教室」や「健康広場窓口」を見学し、「くらしづくり」での新たな『はな』(価値、魅力、資源等)を考えました。
グループワークの発表では、「学校教育・社会教育・生涯教育といった教育全般と連携して、くらしづくりに取り組んでほしい」「医療保健福祉等の知識、理解が深まると、市民は施設や制度を有効にかつ積極的に利用できるようになる」「運動するとサービスが受けられたり、口コミを増やすなど、運動を始めるきっかけづくりが大事」という意見に共感を持った参加者が多かったようです。
第5回は、「まちづくり(雪対策、都市環境、エネルギー・環境等)(399KB)」と「なりわいづくり(農林業・観光・商工業振興)(393KB)」の分野がテーマでした。市民ゲストスピーカーは、前川國男の建物を大切にする会代表の葛西ひろみさんと弘前市英会話サークル「Globish(グロービッシュ)」代表の千葉賢二さん。千葉さんは、留学後、外国人と交流しながら英語を学ぶサークルを立ち上げ、さくらまつりでの外国人向け観光ガイド(ピンクのビブスが目印!)などに取り組んでいます。
また、今回は、葛西さんに案内していただきながら、市民会館の建物を見学しました。より美しくなった市民会館に驚きながらも、利用されるシチュエーションを考え細部までこだわった前川建築の魅力を改めて感じました。
さらに、博物館へ行き、職員の軽快なトークによるガイドを皆で楽しみながら弘前の歴史を学びました。
今回は弘前の魅力をたっぷり体感できた回でしたが、次回はまた、弘前のその魅力について皆で語り合いたいと思います。初めての方も久しぶりの方も参加をお待ちしています!
前回に引き続き、「まちづくり」と「なりわいづくり」分野の新たな『はな』(価値、魅力、資源等)についてグループワークを実施しました。
各グループの発表の中では、ハード整備だけでなく、まちにぬくもりのある、気持ちのよい空間を創るといった「カタチのないカタチをつくる」という意見や、「市民が弘前について学べるような機会を設け、弘前に愛着をもってもらい市民の意識改革につなげる」といった意見が人気でした。
また、今回のゲストスピーカーは、防災マイスターの相馬勝さんでした。相馬さんからは、3.11ということもあり、自主防災組織の大切さを教えていただくとともに、相馬さんが参加している槌子町会の取り組みについて紹介していただきました。いきいきと地域活動をする相馬さんに元気をもらったところで、次回は『オール弘前』でのまちづくりについて皆で考えていきたいと思います。
今年度最後の『Myひろ』のテーマは、「オール弘前でのまちづくり!」です。このテーマは、弘前市経営計画「戦略推進システム」の中の一つの施策です。
今回の会議では、第6回までの会議をふりかえりました。『Myひろ』では、10代から80代までと幅広い年齢層の参加者がざっくばらんに語り合って、いつも積極的で斬新な意見が飛び交っていました。
今回のグループワークは、市民参加による「オール弘前体制」でまちづくりを進めるための新たな『はな』(価値、魅力、資源等)を皆で考えました。「昼は子どもやお年寄りが集い、夜は学生や社会人が飲んで語るような多世代の憩いの場をつくろう!」「地元の資源を活用してもらうため、元気な学生のパワーを解放させよう!」など、どのグループもなるほど!!と共感できる発表でした。
ひろさき未来戦略研究センターでは、『Myひろ』で集まった意見を参考にさせていただき、平成30年度からの次期総合計画の策定に活かしていきたいと考えております。新しい計画の内容について、皆さんの意見をお聞きしたいと思っておりますので、ぜひまたご参加いただければと思います。もちろん新たな参加者もお待ちしております!
会議の様子は、「USTREAM」にて公開中!(平成29年4月26日まで)
担当 企画課 総合計画・SDGs推進担当
電話 0172-40-7021