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施政方針

令和4年第2回市議会臨時会(令和4年5月17日)、櫻田宏市長は施政方針演説を行い、新たな任期に向けた決意を表明しました。
以下に演説の内容を全文掲載します。

令和4年度施政方針

はじめに

平成30年4月、市民の皆様からの負託を受け、市町村合併後の第4代弘前市長に就任し、「市民生活を第一に」という基本的な考えのもと、市民の幸せのため、弘前市の発展のために最善を尽くしてまいりました。

そして、今、再びこの場に立たせていただいていること、引き続き、ふるさと弘前の市長としての重責を担わせていただくことに、身が引き締まる思いであります。

 

これまでの4年間、市民の「くらし」を支える取組として、市民、事業者、行政が相互に連携・協力し、市民運動として取り組んでいるごみの減量化・資源化や、農業の生産現場における農作業の省力化・効率化などを実施いたしました。

市民の「いのち」を大切にするための取組では、弘前市民だけではなく、津軽地域に暮らす人々の命を守る弘前総合医療センターの整備に奔走し、本年4月1日に開院を迎えることができました。

次の時代を託す「ひと」を育てるための取組では、全ての小・中学校の教室等にエアコンを設置するとともに、GIGAスクール構想の実現に向けて児童生徒1人1台の端末配備など学びの環境整備を進めるなど、様々な地域課題にしっかりと向き合い、着実に解決に向けた取組を進めてまいりました。

 

健康都市弘前の実現に向けて

こうした中、世界的に猛威を振るう新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、市民活動や地域経済に深刻な影響を及ぼしました。

この感染症への対策といたしましては、医療従事者向けの宿泊助成、店舗や事業所等の感染防止対策の強化、各種団体による販売促進活動への補助など、100を超える対策を関係者の声を聴きながら、また、市民の皆様のご協力のもと、実施してまいりました。

未だ感染の収束には至っておりませんが、これまでの対策を実施する中で、日々、医療現場の最前線において、治療やワクチン接種に当たられている医療関係者の皆様、福祉、教育、保育をはじめ、飲食、宿泊、物流、小売りなど、全ての事業に携わる皆様が、困難な状況に立ち向かう姿を見て、私たちは決して無力ではない、必ずや乗り越えることができると、強く感じているところであります。

それと同時に、私たちにとって、健康であることの大切さや重要さを改めて強く認識いたしました。

これからのまちづくりの基本となるのは、健康であります。10年、20年と、長期に亘る取組が必要となるものと考えておりますが、子どもから高齢者まで全ての市民が健康で長生きできる地域づくり、そして、それに留まらず健康医療産業の誘致により雇用の場が確保され、所得も向上する、そのような健康都市弘前を実現することが、このかけがえのないふるさと弘前を元気にすると確信しております。

健康医療産業の誘致と雇用創出につきましては、弘前大学COI参画企業などの健康医療関連産業を、今後あらたに整備する産業集積団地に誘致することにより、働く場所を創出し、若者などの地元定着を図ってまいります。

突発的な支出となり、家計を圧迫することとなる子ども医療費につきましては、高校生までの医療費を、所得制限を撤廃した上で無償化し、市民や、将来移住する方々にとって、さらに子育てしやすいまちとなるよう取り組んでまいります。

併せて、学校現場における地場産の農産物の活用やりんごの生産活動体験を通じて子どもの時からの食育や健康教育を推進し、健康意識の向上を促進してまいります。

高齢者や働き盛り世代の運動促進につきましては、高齢者介護予防運動教室や働き盛り世代の運動教室を更に拡充するほか、健康アプリ等を活用した市民の健康づくりを推進いたします。

岩木健康増進プロジェクトなどに協働で取り組んできた弘前大学との強固な連携関係という強みを活かし、健診後、即座に健康指導を受けるQОL健診を普及展開し、疾病予防などの施策を展開してまいります。

健康づくりのまちなか拠点として、旧市立病院及び第一大成小学校跡地に「健康、医療、福祉」「多世代交流」等に資する施設を整備するとともに、弘前総合保健センターを機能を拡充して移転するなどにより、市民の健康増進とまちのにぎわい創出に取り組んでまいります。

また、中心市街地に、これまでの商業に加え、健康、医療、あるいは教育など、様々なサービスを提供する店舗、事業者などを誘導し、そこを訪れる市民の皆様に健康を意識しながら、様々な活動をしていただくことで、中心市街地の活性化にもつなげてまいります。

新型コロナウイルス感染症への対策といたしましては、感染拡大防止対策と経済対策の両面に取り組み、市民の命と健康を守ると同時に、経済的な困窮から営みや日常生活の歩みを止めてしまう人を出さないようにし、この困難に立ち向かってまいります。

このように、健康に関する取組を一体的かつ重層的に取り組むことにより、市民の健康を希求する心に応え、健康都市弘前の実現を目指してまいります。

 

このほか、市民の「くらし」を支えるものとして、基幹産業である農業の生産現場への支援を拡充し、担い手の育成や補助労働力を確保することなどによる農業振興や、地域連携観光DMO「クランピオニー津軽」と連携し、津軽広域14市町村一体となった観光振興に取り組み、市民力・地域力を高めながら、地域課題の解決を推し進め、快適な「くらし」を送ることができるまちを目指します。

また、次の時代を託す「ひと」を育てるものとして、子どもたちの将来の夢の実現を後押しするため、医療現場や市内事業所における児童生徒の学びの機会を創出するほか、パートナーシップ宣誓制度の更なる普及と展開による、誰もが多様な価値観を認め合い、自分らしく生きられる社会を構築し、様々な分野の担い手を育てるとともに、若者が住み続けたいと思う、一人ひとりが輝けるまちづくりを進めてまいります。

 

弘前市長としての2期目の任期がスタートしてから1か月が経過いたしました。

初々しく、瑞々しく、艶やかに芽吹き始めた新緑の若葉も、初夏の日差しを受け、その葉脈を太く逞しいものにし、若葉から青葉へ、日に日にその力強さを増しております。

一枚一枚の葉は、風になびき、一本の樹木として体をなし、木は林となり、林は森となり、森は数多くの動植物を優しく受け入れ、大いなる自然としてあらゆる生命を無条件に支えております。

先月、多くの市民や観光客をその美しさで魅了した桜をはじめとする、ふるさと弘前の自然は、いずれ夏を迎え、秋に至り、冬を越え、再び桜咲く春を迎えます。これまでも、これからも、止まることなくつなぎ続けていくことでしょう。

先人たちが築き上げてきたこの弘前のまちなみ、歴史・文化、人々の温もり、これまでと変わらぬ緑豊かな自然、このような弘前の美しさなど、守るべきものは守り、そして、新型コロナウイルス感染症をはじめとする山積する地域課題に時宜を逃さず対応するために、変えるものは変えながら、しっかりと育て、新しい時代を担う子どもたちに引き継いでいく。

そのためには、これまでの4年間において信頼関係を築いてまいりました市民の皆様に寄り添い、その声をしっかりと聴き、向き合い、丁寧に説明をすることで、理解を得ながら、この先にある新しい弘前を市民の皆様と共に築き上げ、前へ進んでまいりたいと考えております。

 

一般会計補正予算案

続きまして、令和4年度弘前市一般会計補正予算についてご説明申し上げます。

本年度の一般会計予算は、第1回定例会におきまして義務的経費、経常的経費及び総合計画に位置付けられている事業を中心として計上した、いわゆる骨格予算として編成し、議決をいただいたところであります。

今回の補正予算は、その骨格予算に政策的経費を肉付けする予算として追加するものであります。

補正予算の総額は、12億4千215万7千円であり、補正後の一般会計予算の総額は、800億6千215万7千円で、令和3年度当初予算と比較して、35億8千215万7千円、4.7%の増となっております。

主な内容といたしましては、市民の「くらし」を支える取組として、基幹産業である農業の振興・発展のため、農業機械の導入や、荷捌き場、農業用ハウスの整備に要する経費に対して補助する「農作業省力化・効率化対策事業費補助金」の拡充や、後継者不在園地の流動化を促進するための「後継者不在園地継承等円滑化事業」に係る経費を計上しております。また、ごみの減量化をさらに推進するため、消滅型生ごみ処理ボックス普及事業に係る経費を計上するほか、市の様々な情報を市民がよりわかりやすく、正確に入手できるようホームページのリニューアルに係る経費など、8千802万5千円を計上しております。

市民の「いのち」を大切にする取組といたしましては、民間企業等による『健康寿命の延伸』に係る提案に基づき、ひろさき地方創生パートナー企業として実施する連携事業や、企業が行う従業員等の健康増進に資する取組の費用を補助する「働き盛り世代の健康アップ推進事業」、そして、新型コロナウイルス感染症対策に係る正しい情報を市民と共有するための経費など、8億5千876万8千円を計上しております。

次の時代を託す「ひと」を育てる取組といたしましては、小・中学校の屋根の改修事業や管理工事などによる教育環境の改善のほか、Uターン就職を促進させる「地元就職マッチング支援事業」、町会への事務費交付金の増額、消防団員の年額報酬の増額に係る経費など、2億9千536万4千円を計上しております。

本補正予算は、健康都市弘前の実現などの公約について、先行して取り組むものを計上しているものであり、今後も、必要な補正予算を随時提案しながら、その実現に向けた取組を進めてまいりたいと考えております。

 

終わりに

以上、市政運営に関する所信の一端及び令和4年度一般会計補正予算案について申し述べてまいりました。

市民に最も近い自治体の長として、また、市民の役に立つ所の長として、課題に立ち向い、基本に徹しながら、初心を忘れることなく、これからも市民目線での市政運営に邁進してまいりますので、市民の皆様並びに議員各位の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。

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