弘前れんが倉庫美術館は、弘前市との共催で、演劇および演劇教育の手法を知る・体験するプログラムとして「ここにいることつたえあうこと」を開催します。
演劇は、多様な視点から日常を見渡すきっかけをもたらし、演劇教育は想像の世界と現実世界を行き来する柔軟な思考を育みます。本プログラムを通して、豊かな共生と開かれた感性の育成の種を地域に蒔くことを目指します。
子育てや介護、保育や看護の仕事など、日常的にひとのお世話をする立場にある方々が同じ場に集い、会話し、「遊び」を通じて感覚的に「自分のからだの在りどころ」をキャッチするワークショップを行います。「自分のからだに気づく」ことをテーマに、体と心をほぐすストレッチです。
講師|太田歩(岩木地区地域おこし協力隊)、宮﨑充治(弘前大学教育学部教授)
日時|2024年1月20日(土) 13時30分−15時30分(開場13時15分)
場所|弘前れんが倉庫美術館 スタジオB(弘前市吉野町2-1)
対象|高校生以上 (ケアに関心がある方はどなたでも参加いただけます)
定員|20名
料金|無料
申込み|事前予約優先 WEB(Peatix)または 電話 0172-32-8950
演劇の台本を創作する「劇作」を体験するワークショップです。ペープサート(紙人形)でキャラクターを作り、弘前の風景を舞台にそのキャラクターたちが登場する物語をグループで創作します。身近なものを面白くとらえる感性を養います。
講師|藤島和弘(演劇ユニット 一揆の星 主宰)
日時|2024年1月27日(土) 13時30分−15時30分(開場13時15分)
場所|弘前れんが倉庫美術館 スタジオB(弘前市吉野町2-1)
対象|中学生以上
定員|20名
料金|無料
その他|必要な材料は美術館が用意します
申込み|事前予約優先 WEB(Peatix)または 電話 0172-32-8950
中央公民館岩木館大ホールを会場に、2日間にわたり演劇鑑賞と映画上映会を開催します。
子どもと一緒に楽しめる観客参加型の演劇作品を上演します。東京で再演を繰り返している舞台です。
ずーずー弁を話すおばあさんがお話玉手箱を開けると、中から何かが飛び出してきて……。
出演|Cュタツヤ(ダンサー・振付師)、おおしまなおみ(ミュージカル女優)、ちゅうサン(コミカルマイミストクラウン)、むらまつひろこ(演出家・脚本家)、田口綾子(ピアニスト)、三明智顕(テノール歌手、創造結社ばふらっと)
日時|2024年2月23日(金・祝)14時−15時(開場13時30分)
場所|中央公民館岩木館 大ホール(弘前市大字賀田1-18-3)
対象|どなたでも(未就学児は保護者の同伴が必要)
定員|100名
料金|無料
申込み|事前予約優先 WEB(Peatix) または 電話 0172-32-8950
おはなしワンダーランド「だがし屋ばぁのおはなし玉手箱」公演風景
子どもたちがゼロから物語をつくる舞台公演を追ったドキュメンタリー映画『じぶんのことば』(2019年)を上映します。各回上映後、同映画に出演のむらまつひろこ氏(一般社団法人プレイキッズシアター 代表理事)を迎えてトークも行ないます。
日程|2024年2月24日(土)
場所|中央公民館岩木館 大ホール(弘前市大字賀田1-18-3)
対象|どなたでも(未就学児は保護者の同伴が必要)
定員|各回100名
料金|無料
申込み|事前予約優先 WEB(Peatix) または 電話 0172-32-8950
【午前の部】
10時30分−11時30分(開場10時) 映画『じぶんのことば』上映
11時45分−12時30分 演劇教育ダイアローグ「わたしたちのことば」〜東京・弘前・岩木で起こったこと〜
登壇者|むらまつひろこ、宮﨑充治、宮本ふみ
進行|太田歩
「演劇教育」は東京に限らず、弘前・岩木でも取り組みが始まっています。『じぶんのことば』の裏側とともに、登壇者それぞれが実践、体験を語り合い表現活動の未来を探るトークです。
【午後の部】
14時−15時(開場13時30分) 映画『じぶんのことば』上映
15時15分−16時 感想シェア会「ひろこさんと話そう!」
登壇者|むらまつひろこ
進行|太田歩
映画鑑賞後、むらまつひろこ氏を囲んで映画について感じたことを参加者とともにおしゃべりする会です。他の人の感想に耳を傾けるだけでも、新しい発見があるかもしれません。
※上映会のみの参加も可能です
映画『じぶんのことば』場面写真
【講師プロフィール】
むらまつひろこ
子ども創作舞台演出家/一般社団法人プレイキッズシアター 代表理事。子ども達のアイディアやコトバを紡ぎ、個性を引き出すことで、世界に一つだけの舞台を創作。子ども演劇、ミュージカルの演出だけでなく、あそびの場、ワークショップの主催&ファシリテート、教育現場での講演なども行い、メディアでも多く取り上げられている。
藤島和弘(ふじしま かずひろ)
「演劇ユニット一揆の星」主宰。1989年秋田生まれ。青森在住。2008〜2014年まで弘前劇場、2016年~空間シアターアクセプ(青森市)で俳優、裏方、脚本演出など。現在は弘前で「演劇ユニット一揆の星」を立ち上げ、劇作・演出を中心に活動。地方に生活し、それ故に可能な表現を模索中。
宮﨑充治(みやざき みちはる)
弘前大学教育学部教授。大阪府出身。東京で30年の小学校教員を経て、現職。弘前大学教育学部教育学研究室。附属幼稚園園長。研究分野は演劇的教育、総合学習。身体的な活動や表現を通して、学びがどのように深まるのかということについて実践・研究をしている。
太田歩(おおた あゆみ)
岩木地区地域おこし協力隊 第2期隊員。「演劇ユニット一揆の星」制作。北海道出身。弘前大学卒業後上京、NPO法人アートインAsibinaで劇団制作。2021年、岩木地区地域おこし協力隊着任。社会教育士、子育て支援員。舞台制作と演劇教育ファシリテーターの2本柱で活動している。
宮本ふみ(みやもと ふみ)
弘前れんが倉庫美術館 ラーニング・キュレーター。2022年度に美術館で行った、10〜20代前半と取り組んだゼロからの演劇創作プログラムで演劇教育と出会う。2023年は展覧会鑑賞と演劇創作を組み合わせたプログラムを企画。
弘前れんが倉庫美術館 広報担当:大澤、石川
TEL:0172-32-8950 FAX:0172-55-5982
E-mail:press@hirosaki-moca.jp
〒036-8188 青森県弘前市吉野町2-1