令和3年度に弘前市教育委員会が実施した発掘調査の成果について紹介する、発掘調査速報展を開催しています。発掘調査成果をいち早く知ることができる貴重な機会ですので、ご家族やご友人をお誘いあわせの上、ぜひともご覧ください。
今回紹介する遺跡は、令和3年度に実施した市内10遺跡12か所の発掘調査のうち、以下の5遺跡です。
(1)福村城跡(大字福村)
中世の城館跡であり、漆塗椀や下駄などが出土しました。
(2)和徳町遺跡(大字和徳町)
縄文時代の遺跡であり、縄文土器などが出土しました。
(3)史跡津軽氏城跡弘前城跡長勝寺構(大字西茂森)
近世の寺院跡であり、陶磁器や磁器人形などが出土しました。
(4)平清水窯跡(大字小人町)
近世の窯跡であり、当地で生産されていた陶器のほか、陶器を焼くときに使われた窯道具などが出土しました。
(5)史跡大森勝山遺跡(大字大森)
縄文時代晩期の環状列石を有する遺跡であり、縄文土器などが出土しました。
「弘前」と刻印された陶器(平清水窯跡出土)
令和4年4月13日(水)~令和4年9月30日(金)
午前9時~午後5時
旧弘前市立図書館(下白銀町、追手門広場内)
2階展示コーナー
無料(事前予約不要)
文化財課埋蔵文化財係(岩木庁舎内)
☎0172-82-1642