2020年の弘前城菊と紅葉まつりは新型コロナウイルス感染症の影響により、中止となりましたが、新たな取組として実施する予定であったフラワーアート作品「昇天龍」「りんご姫」を楽しめる動画を公開いたしましたのでぜひご覧ください。
1962年から続く、青森県弘前の秋を象徴する「弘前城菊と紅葉まつり」。
まつりの開催を4日後に控えた2020年10月19日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けその中止が決定されました。弘前四大まつりである、春の弘前さくらまつり、夏の弘前ねぷたまつりに続く見送りです。秋のまつり・弘前城菊と紅葉まつりでは「継往開来/その先を、照らす。」をテーマに、弘前の歴史と文化から明るい未来を描いたメッセージを込めて、その準備が進められてきました。
花から、人と人とをつなぐ。
まつりは中止となりましたが、2020年の弘前の秋には、花と紅葉により豊かに彩られた弘前公園、未来へ向けた新たな挑戦、そこに関わる人々の姿がありました。
動画をご覧になった方が少しでも元気に。弘前からのエールが、より多くの人に届きますように。
※動画視聴はこちらから
継往開来。わたしたちは今、新しい日常を確かめながら、前へと進んでいます。
朱色、紅色、黄金色・・・。彩り豊かな実りの秋からは、明日への兆しが感じられます。
それは、色鮮やかな日の出であり、新しい夜明けの時を思わせます。
2020年の弘前城菊と紅葉まつりは、古都・弘前の秋に、明るい未来のイメージを
描きます。
世界フラワーガーデンショー・インターナショナルフラワーコンテスト金賞受賞デザイナー「阿部喜恵」氏プロデュースによる新たな演出として、三の丸庭園に『昇天龍』、『菊人形りんご姫』が出現!
弘前城の四神・青龍をモチーフとした全長約50mにも及ぶ巨大龍が庭園をうねりながら躍動!ねぷた組師との合作により誕生した未来へと向かう勇壮な姿は、庭園の紅葉を圧倒するほどの華やかさ。誰も見たことのない迫力満点の組ねぷたとフラワーアートの共演を楽しめます!
※写真はイメージです。
「弘前の時の流れ」をテーマに伝統的な菊人形の胴体を使用したまったく新しいマムドールを制作!りんごの果実が結実し成熟していく経過を、弘前のりんご農園で摘果されたりんごと多種多様な菊を使って色鮮やかに描きます。フォトブースとしても開放しますので、凛と佇む可憐なりんご姫と一緒に撮影することも可能です。
※写真はイメージです。
阿部 喜恵(あべ きえ)フラワーデザイナー
宮城県出身 1974年生まれ
有限会社阿部園芸店 あべフローリスト取締役、フラワーデザイン教室・工房BAUMを主宰。
インターナショナルフラワーアートエキシビション2019日本代表。
2016年花の世界大会(インターナショナルフラワーコンテンスト)で最優秀作品に贈られる金賞を受賞するなど国内外での受賞歴多数。特に、菊を使った新しいフラワーデザインで高い評価を得ている。
東日本大震災後には、全国各地で震災をテーマとした作品展示、デモ、雑誌撮影、講演などを行い震災を風化させない活動を展開。一級フラワー装飾技能士 フラワー装飾職業訓練指導員、日本フラワーデザイナー協会の講師など、後進の育成にも力を注いでいる。
▽期 間 | : | 令和2年10月23日(金)~11月8日(日) 午前9時~午後5時 |
▽会 場 | : | 弘前公園内「弘前城植物園」 |
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○弘前市立観光館
電話:0172-37-5501