ニホンジカは、農作物などを喰い荒らしたり、農地を踏み荒らしたりと深刻な被害をもたらす動物です。明治以降は青森県にはいないとされていたニホンジカが、ここ数年、県内での目撃情報や死亡個体の発見が相次いでいる状況です。
近隣の岩手県においては、りんごの木の樹皮が食べられるなどの深刻な農業被害が発生しており、市内においても今後の被害が懸念されます。加えて車や列車と衝突するなどといった人的被害も多く発生しております。
ニホンジカは繁殖力が強く、栄養条件が良ければ毎年1頭の子どもを産むため、ニホンジカが増えすぎないように効果的な管理対策を考えなければなりません。そのためには、現在の生息状況などを把握する必要がありますので、今後ニホンジカを目撃した場合には、農村整備課までお知らせください。
(従来から生息しているニホンカモシカとは別の動物です。)
左:ニホンジカ 右:ニホンカモシカ
画像提供:環境省
担当 農村整備課 鳥獣対策係
電話 0172-40-4155