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平成23年7月6日 定例記者会見

(会見者: 葛西憲之 市長)

市長あいさつ

代表質問

1. 節電社会実験について
2. 弘前ねぷたまつりについて

自由質疑

1. 中学校の統合について
2. 弘前ウォーターフロント開発株式会社について

配布資料

1. エリア担当制度の概要PDFファイル(471KB)

2. 弘前ねぷたまつり「特別運行」イメージ図PDFファイル(298KB)

3. 市長海外訪問の日程PDFファイル(11KB)
 

 

市長あいさつ

おはようございます。
蒸し暑い日が続いておりますが、梅雨が明ければ、すぐに厳しい暑さになります。
本格的な暑さになる前に、それぞれの家庭に合った暑さ対策を見つけていただいて、節電しながらも快適に真夏を乗り切っていただきたいと思っております。
当市は暑い暑いと言いましても、ねぷたが過ぎれば涼しい風が吹くということもございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
いよいよ本日、市内では午後1時から午後3時までの2時間、「節電社会実験」を実施いたします。
日中の最高気温は29度と予想されておりますけれども、市民の皆さん、事業所の皆さんのご協力のもと、目標の15パーセント節電を、ぜひとも達成できればと思っております。

さて、暑さとともに、いよいよ夏祭りの季節がやってきます。
今年の弘前ねぷたまつりは、参加台数が82台となっております。
参加団体に対しては、築城400年にまつわるねぷた製作や、「たか丸くん前ねぷたコンテスト」にご参加くださるようにご協力をお願いいたしております。
また、弘前城築城400年祭記念バージョンは、8月7日の夜に「なぬか日スペシャル」として、昔ながらに、祓いのため、燈籠を水に流すイメージ、実際は燃やすわけでありますが、それらのイベントを行うほか、東日本大震災で亡くなられた方々に鎮魂の思いを込めて、7月31日の夜、土手町コースにおいて、ねぷたが燈籠流しのように連なって見える運行を考えております。

 

「エリア担当制度」が、今月スタートいたします。
アクションプランに掲げているこの制度、これは私がマニフェストで市民の皆さんと約束したもので、「地域に飛び出す第一線市職員」これを目指して、職員が地域に出向き、積極的に地域を学ぼうという姿勢を持って、地域、住民ニーズを把握しながら、様々な情報提供や、地域の課題解決に向けて支援を行うものであります。
課長級職員をリーダーとして、複数の職員で構成するグループを、弘前市町会連合会の全26地区に配置いたします。
この制度を導入することにより、市民および市職員の協働による、まちづくりに対する意識の高揚が図られるとともに、職員が率先して地域に参加することによって、より市民の皆さんとの距離を縮め、信頼関係を築いていくことができるものと期待しております。

 

8月に入りますと、弘前市町会連合会主催の市政懇談会が始まります。
開催日程については、後日、文書にてお知らせいたしますが、私は、直接市民の皆さんと対話する大切な機会と考え、積極的に取り組んでまいりたいと思っております。

 

それから、7月15日から22日にかけて、上海、韓国、台湾へ行ってまいります。
上海では、「All Japan Show in China 2011」、ここに弘前市から民間とあわせて5ブース出展いたします。
そこで当市の様々な物産の販売や観光のPR、あるいは弘前産の農産物の安全性について、懸命にアピールしてまいりたいと考えております。
上海ではJTB上海支店や上海職工国際旅行社、それから在上海日本国総領事館などを訪問して、弘前のPRを行ってまいります。
韓国では、三村知事とともに、青森・ソウル便の再開要請を行うとともに、台湾では、風評被害が懸念されている輸出りんごについて、安全性をPRしてくる予定です。

 

代表質問

1.節電社会実験について

Q.記者

本日の午後に行われる節電社会実験の結果をどのように今後の弘前市の節電対策に生かすのか。
また、今回の結果によっては2回目の実験を行う計画があるのか。お尋ねします。

A.市長

節電社会実験は、計画停電を避けるために、市民とともに節電に取り組むことにより、効果がどの程度あるのかを確認するとともに、一体となって節電の機運を盛り上げるために行うものであります。
節電実験によって15パーセントの節電に見通しがつけば、今後の取り組みにおいても自信につながるものと考えられます。
また、結果によっては、ピーク時に今以上の節電への取り組みを市民にお願いする必要もあります。節電は細かい節約・工夫の積み重ねが大事です。
いずれにしても、熱中症など健康面には十分配慮しつつ、節電に取り組むよう市民にお願いしたいと思っております。
それから、節電社会実験が昨年のピーク時の使用量とほとんど変わらないような結果ということになれば、さらなる対策を講じて各家庭や事業所に、節電への協力をお願いする必要があることから、対策の一つとして、社会実験の2回目ということも考える必要があると思っております。
東北電力によりますと、今日の東北電力管内の電力使用量は、昨年の実績よりも、相当に低い状況のようであります。
今日の電力供給量は1,153万キロワットということで、昨年と同じように使っていれば、完全にオーバーしているということであります。
ただ、昨日と今日は大体同じくらいの電力の使用量ということでありまして、昨日は、1,153万キロワットには届いておりませんし、本日の予想最大量は1,030万キロワットということになっておりますので、まあなんとか乗り切れる状況になっていると思いますが、今日の節電社会実験の結果によってどうなるのかをしっかりと検証していきたいと思っております。

Q.記者

節電社会実験の結果は、いつごろ、どのような形で市民に公表する予定でしょうか。

A.市長

数日かかると思いますが、結果は速やかにホームページ等で公表いたします。
記者会の皆さんにも、しっかり資料を提供させていただきます。

 

2.弘前ねぷたまつりについて

Q.記者

弘前ねぷたまつりで行う特別運行とフィナーレイベントの詳細についておたずねします。

A.市長

今年3月11日に起きました東日本大震災で亡くなられた方々を想い、同じ東北の地に住む者として、鎮魂の祈りと復興支援の誠を捧げるために、7月31日夜、参加団体の皆様と一緒に、桜大通りで笛の大合奏をしたいと思っております。
また、土手町を燈籠流しの舞台である川に見立て、ゆらゆらと揺れながら、川面を流れる燈籠を映し出す情景を創りあげて、最後の燈籠が一番町をおりて土手町に流れ着くときに全ての燈籠をとめることで、集結した姿を皆様にお見せできるものと考えております。
燈籠をとめたときは、休みの囃子に変わり、より一層、哀愁漂う風情を感じていただきたいと思っております。
その後、運行を再開し土手町十文字にて解散し特別運行を終了いたします。
フィナーレイベントについてでありますが、弘前城築城400年祭を記念して、8月7日の夜、岩木川沿いでねぷたまつりのフィナーレを飾るイベントを実施いたします。
ねぷたまつりは、もともと「眠り流し」といわれ、「暑くて、農作業の忙しい夏におそってくる睡魔、眠気を追い払う行事」であったわけであります。
川で水浴びをしたり、紙で作った燈籠を流したりするなど、水や火によって災いや邪悪を清めようとした風習を再現するために、ねぷたを川に流すことが無理だということから、ねぷたを岩木川沿いに並べるとともに、ねぷた1台と弘前城燈籠を1台燃やすことといたしました。
8月7日、日曜日、午後5時30分から午後8時30分まで、場所は岩木川河川敷の茜橋付近を予定しております。
岩木川沿いの道路に参加ねぷたを約10台並べ、河川敷でねぷた1台を燃やすなどいたします。ねぷた囃子を演奏して盛り上げるほか、露店の出店もございます。
また、簡易なステージ・音響設備を設置して、セレモニーのほか、若干のアトラクションも検討しております。

Q.記者

燈籠を集結させて、止まった状態で川の流れを再現させるということですか。

A.市長

はい、まずは桜大通りにねぷたと囃子が大集合します。
おそらく囃子は500人くらいになると思っておりますが、その囃子が終われば、それぞれのねぷたに囃子方がもどります。
そして、そこから一斉に一番町をおりてまいります。そして、そこは川の流れというふうなことになるんでしょうか、ちょうど先頭のねぷたが東信さんの前くらいに行き着いたときに、一番町をおりた最後のねぷたが下土手町の最後の交差点のところに差し掛かると思います。
そこで一端をとめるということで、10分から15分程度、休みの囃子に切り替えて哀愁が漂うような囃子をして、運行をとめることで燈籠の全体が見えるような姿を演出するということでございます。

Q.記者

被災者を招待するという考えはあるのか。

A.市長

当然そういうことは考えております。

Q.記者

具体的にどちらからとは決まっていますか。

A.市長

まだ決まっておりません。まず、市内にすでにおられるかたを招待します。
それから、宮城県や野田村から実際に来たいというかたたちとしっかりコミュニケーションを取ったうえでないと実現できませんので、そこから始めようと思っております。

Q.記者

前夜祭が20団体ぐらい、フィナーレが10団体ぐらい、全体の数としては約80団体ですけど、これで十分やっていけるでしょうか。

A.市長

20台程度であれば、土手町を使うのがちょうどいいのではないかと思っております。
実際、募集したところ20台程度ということでありますので、ちょうどいいのかとも思っております。

Q.記者

被災者を招待することについての考えをもう1度教えてください。

A.市長

被災された地域からご招待するということは当然考えなければならないことだと思っていますし、その募集に入りたいとも思っています。
それと同時に、市内に避難されている方々についても、同時にお招きしたいと考えております。

Q.記者

31日の特別運行の日から被災者が招待されているのか教えてください。

A.市長

被災された人たちをご招待するといった場合に、それぞれの事情もあると思います。
ですから7月31日から8月7日までの間で、いつ来られるのかを調整して来ていただきます。

Q.記者

本来の祭りは8月1日からですが、7月31日から来てもらうということですか。

A.市長

7月31日は鎮魂ということを打ち出しておりますので、その日からということで考えております。

Q.記者

さくらまつりのときには「笑顔プロジェクト」と銘打って、市民を通じて招待しましたが、今回も市民と一緒に招待するということでよろしいでしょうか。

A.市長

基本的には、行政が強引に来ていただきたいというような方法でやるのは適当ではないと思っています。
ですから、やっぱりNPO団体や市民団体、あるいは大学などの方々のお力をお借りしながら、最後は行政が責任を持ってお連れしたいと思っております。

 

自由質疑

1.中学校の統合について

Q.記者

この後2時半に中学校の統合の件で西目屋村の関村長が来られますが、今お話しになれる基本的な考え方についてお話しいただけますか。

A.市長

関村長さんら西目屋村の方々が来られた時にマスコミにも公表して、お話し申し上げたいと思っております。
私は、基本的に統合は、数合わせの論理ではなく教育的な視点から、それが果たして妥当なのかということで考えていきたいと思っております。
具体的には、その段階でお話したいと思っています。

 

2.弘前ウォーターフロント開発株式会社について

Q.記者

弘前ウォーターフロント開発株式会社の経営改善計画が提出されて、記者会にも資料配布がありましたが、一般的に会社の再建計画をたてる場合にキャッシュフローや資金繰りなどがありますが、たとえば会社更生法に基づいて再起をなす場合等を考えるときに、単年度だけの収支、計画という経営改善計画では非常に情報不足だと思われます。
長期の資金繰り等に関するデータや考え方について、実現できるかできないかは別にしても、今回の報告にはそれがついてないので、改めて追加でお求めになる考えはあるんでしょうか。

A.市長

現在内容を精査しているところです。今後第三セクター評価委員会の意見を伺い、議員全員協議会での議論などを勘案しながらということになりますので、その結果を待ちたいと思っております。

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