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令和2年5月13日 定例記者会見

(会見者: 櫻田 宏 市長)

 

市長あいさつ

代表質問

1.弘前さくらまつりの中止及び弘前公園の閉鎖について

 

自由質疑

1.弘前さくらまつり等に係る情報発信について
2.新型コロナウイルス感染症に係る経済対策について
3.市の休止施設について

 

配布資料

1.記者会見次第(あいさつの主な項目等)PDFファイル(94KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

市長あいさつ

はじめに、新型コロナウイルス感染症の感染拡大という世界的な困難にあっても、市民の命や健康を守るために日夜、最前線でご尽力されている医師及び看護師などの医療現場の従事者の皆様に対しまして、深く敬意と感謝の意を表しますとともに、高齢者や障がい者・児童に関わる福祉事業者の皆様、小学校から大学までにわたる教育関係者、その他スーパーなどの小売業や清掃・廃棄物処理業などのサービス業、宅配をはじめとする物流関係者など、市民生活維持のために日々、ご尽力されている、全ての方々に対し、心から感謝の意を申し上げます。ありがとうございます。

さらに、弘前公園の桜が咲く期間中、多くの市民の皆様にSNSなどへの桜情報の配信自粛にご協力をいただいた結果、外濠の桜が見頃を迎えている中でも歩道を歩く人はまばらで、当初心配していた密集も全く発生せず、県外からの移動の抑制に大きくつながったものと思っております。

これは正に市民力の高さの表れであり、ご協力をいただいた全ての市民の皆様に対しまして、改めて深く感謝を申し上げます。

引き続き、市民の皆様をはじめ、関係機関一丸となって感染拡大の防止に努め、この難局を乗り越えてまいりたいと思っておりますので特段のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

さて、令和2年4月20日に「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」が閣議決定され、簡素な仕組みで迅速かつ的確に家計への支援を行うため、特別定額給付金事業が実施されることになりました。

全国的な新型コロナウイルスの感染拡大により、市民生活や経済活動の多くが自粛を強いられ、失業や営業自粛等による大幅な収入減少のため、危機的な家計状況に陥った方も多くいらっしゃいます。

そのため、市民の皆様に一刻も早く、直接的な家計支援を実施することが重要であると考え、大型連休中の5月6日から、マイナンバーカードをお持ちの方を対象とした「オンライン申請」の受付を開始いたしました。

また、5月9日土曜日からは、生活が苦しく、特別定額給付金が一刻も早く必要な方を対象に、市独自の申請方式として「緊急申請方式」を新たに追加しております。

申請状況につきましては、5月10日現在(速報値)、オンライン申請が1,027件、緊急申請が92件、合計1,119件となっております。

給付につきましては、既に5月7日より開始しており、本日までに、緊急申請の分を含め、合計906件の給付を完了する見込みとなっております。

今後、申請がさらに増加すると考えておりますが、庁内の体制を整え、迅速に対応してまいります。

なお、郵送申請は、5月29日に申請書の発送を予定しております。

申請の受付は申請書到着から8月31日までとなりますので、申請書の発送までお待ちいただける市民の皆様には、特別定額給付金が一刻も早く必要な緊急申請をされる方のためにも、郵送申請をご利用いただきますよう、ご理解とご協力をよろしく願い申し上げます。

 

次に、市では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受けている中でも、今後も営業を継続しようとする小売・飲食・サービス業などを営む従業員5人以下の小規模事業者を応援することを目的に、家賃の1か月分、上限10万円を100%補助する「弘前市小規模小売・飲食業等事業継続応援補助金」の申請受付を4月30日から開始いたしました。

感染拡大を未然に防ぐため、郵送によって受付しておりますが、大型連休中も補助金交付に向けた審査を行い、連休明けの今月5月7日には、第1回目として交付決定を行った26件、合わせて約212万円の口座振込を実施したところであります。

今後も速やかな手続きによって、一日でも早く補助金を事業者の皆様にお届けするよう努めてまいります。

さらに、市独自の経済対策の第2弾を早急に実施するため、5月22日に開催を予定している弘前市議会臨時会に補正予算を提案いたします。

経済対策は、自己所有物件等により家賃を必要としない、小売・飲食・サービス業などを営む従業員5人以下の小規模事業者に対する固定資産税相当分の補助に6,000万円、従業員6人以上の飲食業、宿泊業、タクシー業、自動車運転代行業、及び弘前さくらまつり出店予定者への一定額の支援に約2億200万円、公益社団法人 弘前市物産協会の物産品ECサイト販売等への補助に約390万円、路線バス、弘南鉄道への補助に約1億2,500万円など、一般会計の補正額で4億7,855万3千円を予定しており、困難な状況にあっても事業を継続される皆様を支援してまいります。

また、今後も、国において実施される家賃補助や大学生への支援などの動向を注視しながら、新型コロナウイル感染症の収束時期を見極め、予算の組み替えなども念頭に置きながら、地域経済を回復させるための施策に取り組んでまいります。

 

次に、休職者等農業マッチング緊急支援事業は、新型コロナウイルス感染症に伴う国の緊急事態宣言により、外出自粛や個人消費の落ち込みなどの影響を受けた飲食業や宿泊業などに勤めていて休職を余儀なくされた市民等を対象に、人手不足となっている農業現場で働いてもらう際にその賃金の一部を補助するものであります。

交付先は、休職を余儀なくされた市民等を臨時作業員として新たに雇用する農業者等とし、交付条件は、1日あたりの賃金実支出額の2分の1、上限3千円としております。

現在の状況といたしましては 、JAの無料職業紹介所を通じて、5月12日現在で21件のマッチングが成立しているほか、事業を活用したい生産者の方から60件以上の問い合わせをいただき、すでに就労に繋がった方がいると聞いております。

本事業を通じて、新型コロナウイルスの影響を受けた方々が1人でも多く農業現場での就労に結び付き、生活の安定につながることを期待しております。

この他、新型コロナウイルス感染症対策につきましては、青森県と連携した病床の確保、弘前市医師会が実施を検討しているPCR検査への協力、福祉施設等への消毒液等の配布、弘前青年会議所が行う就学前児童へのマスクキット等配布事業への補助などを実施するとともに、特別定額給付金手続き方法など、市民に必要な情報をポスティングにより今月中に毎戸配布することを予定しております。

 

次に、昨年度のごみに関する指標の速報値がまとまりましたのでお知らせいたします。

昨年度は、家庭系ごみでは、地区ごとにワークショップ形式のごみ減量化に係る勉強会を開催し、また事業系ごみでは、ごみ処理施設に搬入される事業系ごみの検査を強化するなど、これまでにない新しい取組を行ってまいりました。

結果として、ごみの減量化・資源化の意識が広がり、市民一人ひとりが自発的に取り組んでいただいたことで、昨年度のごみの総排出量は約4%、3千トンの減となりました。

これを基に令和元年度の「1人1日あたりのごみ排出量」を市独自に算出すると 1,105グラムとなり、前年度の1,142グラムから 37グラムの減量となっております。特に家庭系ごみでは、令和2年度における市の目標値まで、あと20グラムと迫っており、目標達成が見込まれるところであります。

緊急事態宣言が継続され、平時のようにはまいりませんが、市民の皆様の置かれているそれぞれの状況の中で、可能な範囲でのご協力を、今後ともよろしくお願いいたします。

代表質問

1.弘前さくらまつりの中止及び弘前公園の閉鎖について

 

Q.記者

今年はさくらまつりの中止がありました、公園の閉鎖がありました、見物人のいない中での桜の季節を迎えたわけですが、それについての所感をお願いいたします。

 

A.市長

新型コロナウイルス感染拡大の防止を図り、市民の皆様や、当市を訪れる観光客の命と健康を第一に考え、100回目の弘前さくらまつりの中止及び、弘前公園開園以来、初めてとなる全面閉鎖をすることで、人の動きを作り出さない対策を講じてまいりました。

東京オリンピック・パラリンピックの開催延期や、日々、全国的に広がる外出自粛要請が拡大している状況において、青森県内でも感染が発生し、もしまつりを開催し、感染者が出る事態ともなれば、中止せざるを得ない。そうなる前に中止とし、さらに公園を閉鎖するといった苦渋の決断でありました。

また、弘前公園閉鎖期間中も園内の桜の情報が発信されることで、誘客に結び付く恐れがあるため、市民の皆様をはじめ、多くの方々にSNSなどによる情報発信を控えていただいたことにより、弘前公園の外周道路では外濠の桜が開花しても渋滞は発生することなく、さらに歩道部分においても密集などのトラブルや事故などもございませんでした。このことにつきましては、市民の皆様が、外出自粛をはじめとした思いやりある行動をとり、自身や家族、そして、身近にいる大切な人の命と健康、更に私たちが生活する社会を守ってくださったことによるものと思っております。心から感謝を申し上げます。

今年は、弘前公園の桜をご覧いただくことはできませんでしたが、来年も、桜は見事に咲き誇ってくれると思います。

101回目のさくらまつりの開催に向けて、弘前公園の桜守を始め、関係スタッフが一丸となって日本一の桜を咲かせるよう努力してまいります。

さて、一方では、今もなお全国対象で新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言が発せられており、不要不急の帰省や旅行の自粛を求められていることから、市内の小売業・飲食業・宿泊業を中心に、市の観光関連事業者に大きな影響が出ているものと認識しております。

この影響につきましては、現在、宿泊機能を維持するための市独自の支援策の検討を進めているところであります。

新型コロナウイルス感染症の収束を見据え、引き続き、国や県の経済対策を注視するとともに、関係機関や団体からの聞き取りや情報交換を行うなど、収束した際に県内外からの誘客に繋ぐことができるよう、対策を講じてまいります。

 

自由質疑

1.弘前さくらまつり等に係る情報発信について

 

Q.記者

SNSの自粛の要請に関して、先月に引き続いてお伺いいたしますけれども、要請に合わせてたくさんの方が、ネットにあげるのを控えたと思います。その一方でやりすぎじゃないか、個人の情報発信にまで踏み込んでいいのかというような声もあがっています。桜が散ったあとで振り返ってみまして、かなり異例の要請だったと思うのですけれども、この要請が適切だったというふうにお考えでしょうか。

 

A.市長

新型コロナウイルス感染拡大という世界的な危機的状況にある中で当市の最大の観光PR資源であった弘前さくらまつり、弘前城、これをまつりの中止、あるいは公園の閉鎖という手段を取らざるを得なかったことは、非常に厳しい判断となりました。また、SNSでの情報発信ということにも多くの市民の皆様にもお願いをしてまいりました。桜が咲くとどうしても自分だけならいいのではないかという、桜を見たいという衝動に駆られる方がいないわけではないという想定でありました。その中でSNSの発信を控えて欲しいと市民の皆様にはお願いをいたしました。ほとんどの市民の方々が控えていただいた結果として、当初心配していた弘前公園外濠、外周道路の歩道に人の密集が発生するということはまったくありませんでした。さらに歩いている方も、皆さんもご存知のとおりまばらでありました。県外ナンバーの車、ある程度の台数が走っているというのを確認しましたが、車の中だけでの状況で、コロナウイルスの感染拡大という三密ということは、外濠の桜の場ではなかったと思っております。報道の自由、個人の表現の自由、様々な自由があります。日本国としてはそういう自由の中でそれぞれの責任ある行動をとっていただいていると、それで国家が成り立っているのではないかと思っております。今回の情報発信についてもお願いはしましたが、これほど多くの市民の皆様がその気持ちを受け入れていただいて、あるいは弘前市からコロナウイルス感染者を出したくないという思いを持っていただいて今回の結果につながったと思っています。市民の皆様をはじめ多くの方々に改めて深く感謝を申し上げたいと思います。

 

Q.記者

表現の自由、報道の自由がある中で、そういった要請をすることに対しては、今回は危機的状況の中でやむを得なかったというご認識でしょうか。

 

A.市長

やむを得ないというよりも市民の命と健康を守る。これが第一であります。そのために市としてできることは何か、市長としてできることは何かという選択肢の中で様々な制限があると思います。自粛要請についても制限が大きくかかってきます。その中で情報発信をしていただかなければ、桜を見たいという気持ちを我慢している多くの方々の我慢にもつながる。結果として弘前公園周辺に来られなかったたくさんの方々がいらっしゃいます。そのたくさんの方も心を一つにしてコロナウイルス感染拡大防止ということができたのではないかと思っています。

 

Q.記者

市長はかねがね市民力を生かした市政、市民本位の市政というのを掲げられて、各種施策でそれを実行、実践されてきたと思います。ただ、今回の要請というのは、市民一人ひとりの自主的な判断を抑え込むようにもとられるんじゃないかなと思っているのですけれども、これまで市長が進めてきた市民本位の市政、市民ファーストの市政とはちょっと相いれないような要請、そういった部分もあるのかなと思っています。先ほど市民力の高さが表れたと冒頭おっしゃっていましたが、市の要請をそのまま受け入れることが市民力の高さというふうな受け止めになっちゃうのかと、おそらく市長がこれまでおっしゃってきた中では、そういったものを想定して市民力というふうに表現されてきたのではないと思うのですが、これまでのご自身のスタンスと今回の要請、齟齬が生じていないのかということと、市民力というものをどのように捉えていらっしゃるのかというのをお願いいたします。

 

A.市長

今回の市民の方々がSNSで情報発信をされなかったというのは、市民お一人お一人が、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて何をするべきか、ということを市民の皆様が考え判断していただいた結果であると思っております。

私のお願いを受け入れてくれたというのが市民力ではないです。市民の皆様が私の発言したことを、市民の皆様、一人ひとりが考え判断して、行動に移していっていると、その結果であると思っています。それが市民力であると思います。

 

Q.記者

市民のお話をされましたが、報道に関しても同様に自粛のお願いをしたという経緯があります。市長も報道の立場は理解するというお話しも私は受け止めたのですが、どうしても外濠の周辺の車が渋滞したという記事に対して市長の意向が聞けない中、市民を馬鹿にしているのか、そういった意見もツイッターなどで寄せられております。そこでやっぱり弘前の桜はきれいだなと、来年見に行きたいと、桜が見れて良かったなという声もあります。市長のメッセージが誤って伝わっているのではないかというふうに思ったのですけれども、そのあたり報道と一般の方とどのようにお考えなのかというのをお聞かせください。

 

A.市長

桜が咲いたという情報が伝わると多くの方々は、桜を見に行きたいと思うと思います。できればその情報の発信については、お控えいただけないかなというのが各報道のほうにお願いした文書でありますが、あれもあくまでもお願いということであります。弘前公園のまわりに渋滞が発生したというご発言もありましたが、さくらまつりの渋滞というのはあのような形ではないです。今回のは夕方のラッシュ時に道路が混んでいたというくらいの込み具合であって、さくらまつりの時は、例えば土手町の道路が進まない状態になっていて弘前駅付近から弘前公園まで3時間、4時間かかったというのが渋滞対策として弘前市はじめ関係機関が連携してさくらまつり交通対策委員会を設置して取り組んできた内容であります。桜の情報を極力出さないことによって、弘前公園での密集が発生しないということにつなげたいという思いだけをお願いとして報道の皆様にも出させていただいたものであります。そのお願いの趣旨をご理解いただいて、情報発信にも皆さんご協力いただいたと思っております。そこは感謝をしております。

 

Q.記者

市長のお願いというのは受け止めたうえで、我々は歴史を記録するという10年後、20年後、100年後にこの時期に何も桜が咲かなかったというふうに捉えられては困るということで記録をするということで社会事象については、報道するという立場を弊社はとっております。各社、いろんな判断があると思いますが、例えば公園内の桜がきれいですよという発信をした社は一社もないと思います。そういう社会事象を発信するということに関してはどのようにお考えでしょうか。

 

A.市長

それは報道の判断であると私は思っております。

 

Q.記者

市長は市民力、私が発したことを市民が理解してくれて守ってくださったと、感謝しているという趣旨の発言をなさっておりましたけれども、どうも市長のその話の裏側を見てみると桜が咲いたとみれば誰でも我慢できなくなって見に来る。市民はどうかわかりませんけれども桜を見に来る。人間というのは弱くて愚かなものだと、であるから情報はできる限り出さないほうがいいのであると。知らしむべからず、言わしむべし、従わせるべし。というふうなあまり良くない指導者、政治家としての感じに見えるんですよね。そういうものがいろんなところに影響を及ぼしているんじゃないかと思うんですけれども、昨日弘前ナンバーの公開がありました。私も弘前ナンバーを是非とも付けたいと思って八戸から転勤してきまして、ずっと八戸ナンバーのままでキープしていたんですけれども、どこに行っても八戸ナンバーは白い目で見られるんですよ。外から来る人間は、もしかしたら桜を見に来た人間ではないか、そういう非常に濃厚な地帯から、病原菌を運んできた、汚れたものを運んできた人間ではないかと。どこに行っても車を止めるたびに白い目で見られる。下手をすると、あれは故意に付けられたものかどうかわかりませんが車に傷が付いている。こういうことが起きているんですよ。そういうものを助長する、普段は桜の非常にきれいな弘前市ですと、美しい街ですと皆さん全国から奮って来て下さい。こんなふうに皆さんをお出迎えしますと、市民は皆さんのことを待っていますと言っている人たちが桜が咲いたということを知らせることもできない。知らせてはいけないと、みんな愚かだからと、みんな来るからと。でも、私の周囲の人たちはそんなことありませんでしたよ。感染防止のために外に出ていませんと、とても心が荒れていますと、桜が見たいと、せめて映像でいいから、アップしろとは言わないけれども道ばたで咲いている桜があったらこれが弘前の桜なんだと思うから送ってくれませんかというような友達付き合いの依頼も結構ありました。今年は見に行けないけれども、来年は必ず見に行って弘前のまちにたくさんお金を落としたいと思いますと、皆さん言ってました。その人の心っていうものは、きっといいほうに市長がリードしていけば、善なるものがきっとたくさん広がっていって、この人たち愚かだというふうに見れば、愚かな部分がたくさんくるとそういうものなんじゃないかなと思うんですよ。だから今回のその報道の自由、これは個人の知る自由、これは最後の最後まで徹底して権力者が触れてはいけない部分なんですよ。最後までそこに触れる、コントロールしようとすることをためらわなければいけないところだと思うんですよ。そこについてはどう思われますか。

 

A.市長

今後しっかりと勉強していきたいなと思います。そしてそういう力を身に付けるよう、市民の方々に信頼されるような政治家として生きていきたいと思っております。

 

Q.記者

弘前公園の開放が17日を期限とするというお話しになっておりましたが、その時のスケジュールというのをお知らせください。

 

A.市長

18日の9時頃から開ける段取りを取っております。

 

Q.記者

たぶん市民に公開するわけではないと思いますが、報道については是非取材をしたいと思っております。

 

A.市長

報道の取材は情報をお出ししますので、取材していただければと思います。

 

 

2.新型コロナウイルス感染症に係る経済対策について

 

Q.記者

経済対策の関係で、臨時会に5億近い予算を計上して案を出すということですが、市内のどのような状況を踏まえて今回このような予算をもったのかもう少し詳しく教えていただいてもよろしいでしょうか。

 

A.市長

現在さくらまつりの中止、公園の閉鎖を含めて、さらには外出自粛、県境をまたいだ移動を極力控えてもらうという国の要請がある中で一番影響が出ている業種はどこなのかというのを精査しております。4月24日に市議会議員全員協議会でご説明させていただいた経済対策、小規模事業者の家賃補助について行っております。今回は小規模事業者の中でも自己所有物件での営業をされている方、あるいは中小企業の方々でも影響が出ている方、さらには宿泊業、タクシー、運転代行業といったところの直接的に影響が出ている方、その中でもこれからの観光振興に結び付くような業種の方が継続してその仕事を営業していただけるように応援するといった趣旨で今回の経済対策の補正予算を組んだところであります。

 

Q.記者

緊急事態宣言が終わっていないのですが、かなり飲食店関係、市内かなり厳しい状況で、市民力の高さということで、かなり皆さんきちんと自粛されていらっしゃる。どこかの段階で、市中感染は確認されていない状況で市民がもうちょっと三密を避けて飲食店に行って経済を回して欲しいといったメッセージをどこかの段階で発するお考えはありますでしょうか。

 

A.市長

国の専門家会議が5月14日、5月21日と2回予定されていると報道で伺っております。その判断の中で国のほうからどのような判断が出されるのか、その辺をしっかりと受け止めて、また、県の動向も踏まえて判断していきたいと思っております。

 

Q.記者

新型コロナウイルスの経済対策に関しまして、弘前さくらまつりの出店予定者への支援ということも申し上げておられました。おそらく露店商の方々への支援になるかと思うのですけれども、一人当たりどれくらいの金額、規模感になるのか、また市としてはどれくらいの事業者の方々にいきわたると把握されているのか、また、支援へのお願いとか思いがあれば教えてください。

 

A.市長

今回の補正予算については、臨時会の議案の内容になりますので詳しいことにつきましては議案をお示しする段階で皆様にお知らせしたいと思っております。

 

Q.記者

さくらまつり出店者への支援することの狙いだったり、思いだったりだけでも教えていただきたいのですが。

 

A.市長

さくらまつりの出店者の方々の業態からいってさくらまつりというのは大きな収入につながるまつりであります。そういった方々が今後事業を継続していけるかどうかといった判断と、また出店というのはさくらまつりにとって欠くことのできない存在であるとも思っています。桜の咲いている状況プラス出店の雰囲気、そこで味わうもの、そういったものが五感を揺るがしながら楽しんでいただいてもらっていると思っておりますので出店の方々にも来年以降もさくらまつり等に出店していただけるよう、そういった面も配慮しながら支援したいというふうに考えております。

 

Q.記者

県内でも首長あるいは議員の報酬の一部返納というか、新型コロナに関連して動きが出ておりますけれども、弘前については何か検討等ありますでしょうか。

 

A.市長

今、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策と経済対策、この2本の柱を重点的に検討、協議してきています。連休中も職員が出て毎日のように議論を重ねて経済対策、感染拡大防止対策を練ってきております。そういった中で私の報酬等についての考えまでは及んでいないという状況であります。

 

 

3.市の休止施設について

 

Q.記者

市の休止施設に関してですが、弘前公園等一部を除いて今月いっぱいまでということになっています。一方で県の武道館とかは連休明けから一部利用を制限してですけれども開いている状況になっていますけれども、これを踏まえて5月いっぱいまでというところを見直しするというお考えはありますでしょうか。

 

A.市長

それにつきましても5月14日に国の専門家会議が開かれて国の判断が示されると思います。その状況を踏まえて5月15日には、対策本部会議のほうを開催したいと思っております。その場で詰めたものを市民の皆様にお知らせしたいと思っております。

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