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令和2年2月12日 定例記者会見

(会見者: 櫻田 宏 市長)

 

市長あいさつ

代表質問

1.職員の個人情報の流出について

 

自由質疑

1.弘前ナンバーについて
2.マイナンバーカードについて
3.雪燈籠まつりについて
4.新型肺炎について

配布資料

1.記者会見次第(あいさつの主な項目等)PDFファイル(86KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

2.図柄入り「弘前ナンバー」PDFファイル(451KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

 

市長あいさつ

全国的な暖冬・少雪で弘前市でも雪の少ない1月を過ごしておりましたが、弘前城雪燈籠まつりの直前に雪が降り始め、2月7日から2月9日の72時間の降雪量は80センチメートルを記録し、豪雪だった平成17年に迫る降雪量となり、青森市酸ヶ湯を抜いて全国第1位となりました。除雪車も一週間連続で出動するなど、対応を取りましたが雪国に生きる私たちは気を緩めることなく常に雪への対策を念頭において市政を運営してまいりたいと考えております。

 

冬の弘前を彩る「第44回弘前城雪燈籠まつり」が、2月8日から11日までの4日間開催され、のべ25万人の方々にお越しいただきました。

陸上自衛隊弘前駐屯地協力隊による精巧な大雪像「旧弘前偕行社」と大型すべり台、市民手作りの雪燈籠も制作され、大雪像へのプロジェクションマッピング、夏のねぷたまつりに出陣した錦絵が銀世界に浮かぶ「津軽錦絵大回廊」、ろうそくのほのかな灯りが幻想的な空間を作り出す「弘前雪明り」なども、大変好評を博しました。

まつり二日目の2月9日には、大雪警報が発令され、市内では、市民が朝から除雪に追われ、弘南鉄道が一時運転を見合わせるなど、市民生活にも影響が出ておりましたので、まつりの人手も心配されましたが、関係各位のご尽力、ご協力により、盛況のうちに無事会期を終える事ができました。改めて感謝申し上げる次第であります。

 

2月5日に開催いたしました弘前市議会議員全員協議会において、弘南鉄道路線維持活性化支援案を公表させていただきました。

弘南鉄道は、通勤・通学や買い物などの市民の足としてはもちろん、地域間交流や観光振興にも貢献してまいりました。しかしながら、少子化等の影響により地方鉄道を取り巻く環境は年々厳しさを増しており、鉄道事業者の経営努力のみでの運行継続が困難となっております。

当市ではこれまで、沿線の様々な関係者の皆様と連携して大鰐線の利用促進等に取り組んでまいりましたが、弘南線も大変厳しい経営状況になっていることを踏まえ、弘前圏域定住自立圏の8市町村長で議論をし、弘南線と大鰐線をあわせた弘南鉄道全体として、新たに路線維持活性化を目指していくこととしたものであります。

当面の緊急的な対応として、令和元年度と令和2年度の運行欠損を運行費補助により支援していくことを関係市町村長で合意しておりますが、地方鉄道をしっかりと維持活性化させていくための新たな支援スキーム等を、令和2年度中に、津軽圏域14市町村による広域連携で検討していくこととしております。

市といたしましては、弘南鉄道を地域にとって大事な公共交通機関として、また、それ自体が魅力ある観光資源として、その機能や魅力を生かしながら、将来につなげていくために関係市町村と連携を図りながら取り組んでまいります。

数字の上でございますが、沿線市町村の住民が年に1回乗車するだけで、弘南鉄道の路線を維持することができます。市民の皆様のご理解と、弘南鉄道のご利用をお願いしたいと思います。

 

弘前市は、本年5月を目途に弘前市役所本庁舎内に『仮称マイナンバーカード普及促進対策室』を設置いたします。

国では、「令和5年3月までにほとんどの国民がマイナンバーカードを保有する」ことを目指すことを閣議決定しております。

そのため令和2年度からは、マイナンバーカードの申請数が増加すると見込んでおりますので、スタッフの大幅な増強や交付予約システムの導入により、市民の利便性向上・混雑緩和を図ってまいります。

現在のところ、大幅な人員増強と対策室の設置を表明しているのは、県内では当市のみであり、他市町村に先駆けた取り組みとなりますが、これによりマイナンバーカードの交付数を着実に増やすとともに、マイナンバーカード取得後も的確なサポートを提供してまいります。

マイナンバーカードを用いて各種サービスを利用する場合、特に高齢世代の市民には、事前設定等において、スタッフによるサポートを必要とする方がいらっしゃると考えております。

対策室では、多種多様の市民ニーズに応え、個別に、的確なサポートを提供することとしておりますので、お気軽にご利用・ご相談いただきたいと考えております。

また、対策室のスタッフが、各種団体・企業・学校・病院等に出向き、「出張申請受付」やPR等についても、積極的に実施していく予定であります。

来年度においては、「マイナポイントの付与」や「健康保険証としての利用」など、市民にとってメリットがあるサービスの開始が予定されていますので、市民の皆様には、これらの機会を利用して、ぜひマイナンバーカードを取得していただきたいと考えております。

今後もマイナンバーカードの普及・利用促進とPR活動には、市が一丸となって取り組みを進めてまいります。

 

昨年10月に、国土交通省より図柄入りナンバープレートに関するプレス発表があり、その中で国へ提案した「弘前城・桜色のお堀と岩木山」が弘前ナンバーの図柄として決定されました。

さらに、交付が開始となる時期についても発表があり、本年5月頃からの交付開始となる予定であります。

各関係機関や西目屋村、当市で構成している「弘前ナンバー導入実行委員会」では、自動車販売店や整備工場、公共施設等へPR用ポスターの掲示を依頼したほか、2月7日より路線バスの車体へのロングシート広告を掲示し、本格的なPR活動が始まったところであります。

市民の皆さまが取り付けている現在の青森ナンバーから弘前ナンバーへの交付手数料につきましては、図柄なしの通常版は1,600円、図柄なしの通常版で希望する番号を取り付ける場合は4,100円となっております。

なお、図柄入りの交付手数料はまだ決定されておりませんが、当市と同様に東北運輸局の管轄で図柄入りナンバープレートがすでに導入されている盛岡ナンバーでは、図柄入りの自家用登録自動車の交付手数料は7,840円、自家用軽自動車は8,490円となっております。

また、図柄入りのカラー版を取り付けた自動車ユーザーからは、交付手数料に加えて1口1,000円以上の寄付金をいただくこととなっております。

弘前ナンバーの交付手数料につきましては、国からの発表があるまで、もう少しお待ちいただきたいと思います。

この弘前ナンバーは、県内では初の図柄入りナンバープレートで、弘前地域を代表するイメージである弘前城や桜、岩木山が描かれており、走る広告塔として「弘前」を存分にPRできるものでありますので、ぜひ多くの皆様に取り付けていただきたいと考えております。

 

先月、「ごみ分別ガイドブック」を発行し、各ご家庭に配布いたしました。

市民の皆様からは、日頃、ごみの分別に大変ご苦労されているという声をいただいており、ごみの分別に関する問い合わせが非常に多いことから、このガイドブックでは特に迷うことが多い品目を、50音順のリストで簡単に調べられるようにいたしました。

さらに、ごみ減量のポイントや、分別のコツなどについても、わかりやすく説明しており、これまでごみ出しをされていないような方にも、読み物として楽しく読んでいただけます。

市民の皆様には、ごみ出しの際、手軽に手に取っていただけるよう、ごみ分別ガイドブックをキッチンやごみ箱の近くに常備していただき、保存版として末永く活用してくださいますようお願いいたします。

また、事業系ごみの対策として、ごみ処理施設に持ち込まれるごみの検査を行い、不適正排出が認められた場合には、お持ち帰りをしていただく搬入規制の取組を、昨年12月から実施しております。各事業所の努力やごみ収集業者の協力によりまして、非常に大きな成果が表れており、12月の実績では、前年同月比で不燃ごみにおいて84%減、大型ごみにおいて33%減、資源ごみにおいて34%増という結果になりました。これは、これまで分別不十分のまま不燃ごみや大型ごみとして搬入されていたものが適正に分別され、缶やペットボトルなどの資源ごみとして搬入されるようになったことによるものです。事業系ごみの総搬入量は前年同月比で8%減少しており、適正排出と併せてごみの減量化も図られております。

家庭系ごみの減量化・資源化に対する意識もだいぶ浸透してきていると感じており、まさに市民・事業者・行政が一体となった市民運動が根付いてきていると実感しております。

今後も、ごみの減量化・資源化への関心を深めていただけるよう、取組を強化してまいります。

代表質問

1.職員の個人情報の流出について

Q.記者

職員の個人情報の流出問題で、告発後、何か動きがありましたら、教えていただきたいということと、現在行っている再発防止の取り組み、これからやろうと思っている取り組みなどはありましたらお願いいたします。

 

A.市長

職員情報の流出については、先月8日に、弘前警察署に告発状を提出したところであります。

詳細につきましては、今後の捜査に影響があることから、お話しすることは差し控えさせていただきますが、警察の求めに応じて、関係書類の提出や情報提供をしているところであり、一日も早い解決に向け、引き続き、捜査に全面的に協力してまいります。

再発防止の取り組みでありますが、市政推進会議など様々な機会を捉えて、情報管理の徹底を指示しているところであります。

また、各課において職員の間で共有しているデータの管理状況の調査を行うなど、パスワードの再確認や情報管理の徹底を図っているところであります。

さらに、先月中旬から計42回の予定で、全ての職員を対象に、今回の情報流出の事案を踏まえた「情報セキュリティ研修」を実施しているところであり、情報セキュリティ管理の重要性や強化に関する意識啓発に努めているところであります。

自由質疑

1.弘前ナンバーについて

Q.記者

弘前ナンバーの関係ですが、市の公用車に関しては切り替わるとか、何かご予定はあるのでしょうか。

 

A.市長

市の公用車でございますが、市民の皆様にフルカラーの図柄入り弘前ナンバープレートの取り付けを促進していく、そういった意味からも交付開始後に一部の公用車へ取り付けを行っていきたいと考えております。

また、西目屋村におきましても当市と同様に公用車への取り付けを予定していると伺っております。

 

Q.記者

個人的に市長がご自分の自家用にお付けになる予定はありますでしょうか。

 

A.市長

私自身、運転をしていないので私個人の話としては如何ともしがたいところですが、家族が所有している車について検討したいと思っております。

 

Q.記者

配布資料で図柄入りの手数料、中板7,840円となっていますが、1,600円ですよね。数字の確認でした。

 

A.地域交通課長

図柄入りの手数料に関しましては、配布資料に図柄入りカラー版、右側に図柄入りモノトーン版と枠で囲まれておりますけれども、こちらに記載の金額にプラス、カラー版につきましては、1,000円以上の寄附が追加になるということで、図柄が付いていない、ただの弘前ナンバーにつきましては、交付手数料がそれぞれ1,600円、大板が2,180円ということで、希望する番号にしたいということでありますと交付手数料も含めた手数料といたしまして中板は、4,100円、大板は5,140円になるものでございます。

 

Q.記者

配布資料の7,840円は、この数字は違うのでしょうか。

 

A.地域交通課長

こちらは一般の普通車に図柄入りのカラー版を付けるといった場合には、7,840円プラス寄付金1,000円以上ということで交換することができるというものになります。

こちらあくまでも盛岡ナンバーの場合の金額ということでございます。

 

Q.記者

配布資料の絵が付いているほうの値段は、違うということですよね。

たとえばモノトーン版のところに中板の手数料7,840円と書いているのは、これはあくまで盛岡の場合ということですよね。

 

A.地域交通課長

そうです。これはあくまでも盛岡ナンバーのことで参考にお示ししているものでございます。

 

Q.記者

正しくは配布資料の下の文章で書いているほうが正しいということですか。

 

A.地域交通課長

弘前ナンバーの図柄入りの金額については、まだ、国のほうで発表していないということです。

 

Q.記者

図柄なしのほうは。

 

A.地域交通課長

図柄なしのほうは、配布資料の文章で書いているもので変わりありません。

 

Q.記者

配布資料のイラストのほうに書いている値段は違うということですよね。

 

A.地域交通課長

そうです。弘前ナンバーはこちらの金額に決まったわけではないということです。

 

2.マイナンバーカードについて

Q.記者

先月、青森市でマイナンバーを使ってコンビニで証明書を発行できるサービスが始まったかと思うのですが、弘前ではまだだったと思いますが、これに関してはいかがでしょうか。

 

A.市民課長

弘前ではまだマイナンバーカードの普及が伸び悩んでおりますので、コンビニ交付はしておりません。

 

Q.記者

伸び悩みとはどれくらいでしょうか。

 

A.市民課長

現在、令和2年の1月20日現在で、13.3パーセントとなっております。このあと伸びが進んでまいりますとコンビニ交付をしていきたいと考えております。

 

3.雪燈籠まつりについて

Q.記者

雪燈籠まつりについてですが、10日に出店の皆さんに取材したところ、今年は全然人が来ないと言っていました。海外からの人がいないというお話をいろんなお店の方がお話しされていて、人数もそれなりに少ないのかなと思ったのですが、今日、市長がお話しした25万人と、そんなに少なくないのかなと思うのですが、実感としては、やっぱり新型肺炎とかもあったので海外からの観光客も少なくなっていたのか、そういうことはありますか。

 

A.市長

私が園内を回ってみた時には、中国語圏の方々が結構いらっしゃったなという感じはしていました。ただ、インバウンドで来られる方だけでなく、雪燈籠まつり自体が市民の方、近隣の市町村の方々が多くお越しになっているので天気が良ければ人が出てきます。2月10日月曜日が平日でもありましたので、あの日は夜からだいぶ人出てきたと思っています。9日は残念ながら大雪警報も出まして、日曜日ではありましたけれども近隣の方々の出足は鈍ったのかなと思っています。ただ、最終日はやはり天気も良かったということもあり、多くの方々がお越しになったというふうに感じています。インバウンドの感触というのはこれから各関係方面に確認してみますけれども、大きく減ったという感じではないのかもしれない。もしかすると昨年のさくらまつりの時にインバウンドの方々かなりお越しになっていて、出店の方々もその外国人対応ということに慣れてきていたのかな、それに比べると日本語の方が多かったという印象だったのかもしれないと思っております。

 

4.新型肺炎について

Q.記者

新型肺炎の関係で弘前は観光地なのでたくさん向こうからもいらっしゃると思いますが、もしもそういう患者さんが出た場合の対応は、観光地なので対策はしていると思いますが、決まっていることとかあれば教えていただきたいと思います。

 

A.市長

観光客だけでなく弘前にお住まいの方も含めて、何か自分の調子や状態が良くないなと思った場合には、まず保健所に連絡をしてご相談していただければと思っております。

開業医の方々のところではなく、まずは保健所へということをもう少し、PRを強化していければなと思っております。

また、観光客をはじめ多くの方々がお越しになるので、雪燈籠まつり前には、対策本部的に庁内での連絡会議を開催してその中でマスクの着用、それから消毒薬の設置等について市役所もそうですが、関係している機関、団体にも呼びかけをして窓口でのマスク着用にご理解をいただき職員、関係者への対策も取りながら今回の雪燈籠まつりを迎えたところでありました。

 

Q.記者

首都圏ですとマスクが手に入りづらくなって、しかも一番大切な医療機関ですらも入手しづらくなっているというケースもあるようですが、弘前の場合に関しては医療機関への支援とかも想定しているのでしょうか。

 

A.市長

この関係については、医師会のほうと担当部署のほうで連絡調整しっかりととっております。対策をどのようにとるのかに関しては市、医師会、保健所等で進めておりますので、その中での対応になるかと思います。具体的に不足しているかどうかというのは今のところ確認できていないというところです。

 

Q.記者

先日武漢のほうにマスクを輸送されましたけれども、弘前市として武漢への支援というのは、それですべてになるのでしょうか。

 

A.観光部長

先日、医療用のマスク約3,000数百枚を送りましたけれども、現在のところは一応そういうことで考えております。

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