板柳町は、青森県の西部津軽地区の中央に位置しています。総面積41.88平方キロメートルのほとんどが平坦地で、西は岩木川、東は十川の間にあり、その土質は岩木川水系による沖積世の堆積物がかなり厚く発達しており、りんご園・水田として利用され、生産力の高い土壌を有し、豊沃な平地を形成しています。 |
日本有数のりんごの生産地として知られる板柳町は、りんご産業を中心に発展し続けてきました。 昭和61年、町経済発展の拠点施設としてふるさとセンターが建設されました。世界各国のりんごを栽培する品種見本園、りんご資料館、りんご加工場など、生きているりんごの博物館として日本全国からの訪問を受けています。総ひばづくりの宿泊施設、一般の方も作品づくりを体験できる工芸館、モニュメント広場、子供から大人まで楽しめる遊戯施設、農産物直売所、りんご加工集出荷貯蔵施設を備え、“学んで、遊んで、泊まれるりんごの里”として前進しています。 平成14年には、消費者に安全なりんごを届けるための条例「りんごまるかじり条例」を制定。「日本一のりんごの里づくり」を目標に掲げ、消費者にりんごを安心して食べていただけるよう、町ぐるみで取り組んでいます。 |
年間を通して様々なイベントが行われており、春はりんごの受粉作業に大きく貢献してくれるマメコバチに感謝する「マメコバチ感謝祭」、夏はりんごの豊作を願う「りんご灯まつり」、秋は真っ赤なりんごや黄金色の稲穂を見ながらウォーキングする「まるかじりウオーク」、冬は津軽の雪を楽しむ「いたやなぎ雪まつり」、夜のふるさとセンターに幻想的な空間を演出する「りんごの里イルミネーション」と、イベントが満載です。 |