弘前城雪燈籠まつり
【STORY69】弘前城雪燈籠まつり
「弘前城雪燈籠まつり」は、長い冬の間、雪に閉ざされる北国で、市民の野外活動を積極化させることと、冬季観光の活性化、通年観光の定着を目指すため、昭和52年(1977年)から開催されています。 |
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弘前公園内に市民や団体が製作した、約150基の武者絵をはめ込んだ雪燈籠が並び、また、本丸から望むことのできる蓮池のまわりには、約300基のミニカマクラ群が連なります。夜になると、それらすべてに灯が入り、特別照明とともに園内を幻想的に照らしだします。 | |
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雪燈籠は、木枠を利用し、中に雪を詰め込んで、高さ約2メートル、幅約1メートル余の雪柱を製作します。1、2日してから木枠を取り外し、燈籠のかたちに削っていきます。火窯部分を彫り込み、武者絵を飾ります。中には豆電球を入れ、照明とします メイン会場の四の丸には、大雪像や大型滑り台など、雪に親しみ、雪で楽しむイベントが豊富に行われます。 |
本丸から見る300基のミニカマクラ |
メイン会場の大雪像 |
メイン会場の大型滑り台 |
ステージイベント |
【平成20年~平成23年 大雪像】 | |
【平成20年】角み呉服店 |
【平成21年】旧一戸時計店 |
【平成22年】青森銀行記念館 |
【平成23年】弘前城天守 |
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第35回弘前城雪燈籠まつりでは、弘前城築城400年祭記念事業として、二の丸で「津軽錦絵大回廊」が行われました。 |
また、北の郭(弘前公園内)、吉野町緑地等では併催行事として「弘前雪明り」が開催されました。幽玄なねぷた絵やキャンドルの灯りが、夜の雪景色を幻想的に照らし、多くの市民や観光客を魅了しました。 |
津軽錦絵大回廊 |
北の廓での弘前雪明り |
キャンドルの列 |
吉野町緑地等での弘前雪明り |