藩士のコーヒー
【STORY24】藩士のコーヒー
「珈琲の街」弘前の「藩士の珈琲」を飲んだことがありますか?
「藩士の珈琲」は150年の歴史があります。1807年、北方警備に赴いた弘前藩士の多くが浮腫病という病気で亡くなり、その予防薬として1855年の北方警備赴任の際に配布されたのがコーヒーだと言われています。
今は日本中、世界中のどこでも愛されているコーヒーですが、当時の日本では特権階級層のものでした。しかし、弘前では藩士だけではなく、農民や漁師など多くの庶民にも飲まれていたことからも、弘前は日本で一番最初にコーヒーが愛された地域だと言えます。
弘前には、東北最古の喫茶店が今も残っているなど、歴史ある喫茶店が数多くあります。その時代を感じるアンティークな雰囲気だけではなく、藩士の珈琲も再現され、味わうことができます。また、自分で藩士の珈琲を淹れる体験もすることができます。弘前に来て、その歴史の味を感じてみませんか?
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