沢田ろうそくまつり
【STORY32】沢田ろうそくまつり
450年以上の歴史があり、毎年旧暦の小正月(1月15日)に行われています。参拝者は、天然の祠「岩谷堂」の中で、五穀豊穣や家内安全などを祈りながら、火を灯したろうそくを供え、手を合わせます。
沢山の人達の願いがこめられたろうそくは一晩中灯され、そのろうそくの溶けた形を見て、作物の豊凶や願い事が占われます。溶けたろうが稲穂のように垂れていれば、その年の作柄はよいとされ、特に、手のひらを広げたような形で、先に玉のような粒があると、幸せな年になると言われています。
岩谷堂までの道のりは「雪ほたる」と呼ばれるろうそくで照らされ、たいへん幻想的です。