岩木山神社
【STORY22】岩木山神社
780年に、岩木山をご神体として山頂に創建されたのが始まりとされています。1091年には現在の場所に移されました。建物は歴代の津軽藩主が寄進したもので、本殿、拝殿、奥門、楼門、瑞垣、中門が国重要文化財となっています。
鎌倉時代以降の密教道場の構造と、桃山時代の精神を取り入れた絵様彫刻の極彩色の華麗な様相は、日光東照宮に例えられ「奥日光」とも称されています。また、津軽地方最古の絵馬があります。(京都)五条大橋での弁慶と牛若丸の対決を描いたもの(二枚一組)で、慶長十二年(1607年)二月の墨書銘があります。大きさは縦83.4cm×横97.0cmです。