弘前市シティプロモーション

弘前の洋風建築

【STORY30】弘前の洋風建築

津軽藩は、中央から数多くの職人を招いたり、地元の職人を技術習得のため中央に派遣するなど、地場産業の振興を図っていました。こうした風土は、明治の文明開化にも大きな力となり、いち早く西洋文化を取り入れることができたのです。

弘前市内に点在する明治・大正期の洋風建築にも、そうした地域的な特徴を見ることができます。代表的なものとして、青森銀行記念館・日本基督教団弘前教会・弘前学院外人宣教師館などがあり、この地方の技術が集大成されています。

また、なかには、日本基督教団弘前教会のように教会の説教台に津軽塗を使用するなど、津軽独特の技術により工夫されている建物もあります。

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