棟方志功の緞帳(どんちょう)、修復中!(2013.2.24)
この緞帳(どんちょう)は、休館中の弘前市民会館にある、棟方志向の作品です。ただいま京都市にて、修復中です。
緞帳の原画は「御鷹揚ゲノ妃々達(おんたかあげのひひたち)」(弘前市立博物館所蔵)です。大きさは8メートル、横16メートル、重さ約800キログラムです。
原画と配色が異なるのは、志功が緞帳の下絵を見ながら直接、色を指定したからと言われています。
制作から50年近くたち、色あせてきたことに加え、老朽化で落下の恐れもあり、1月中旬から、約3800万円の費用をかけて作り直しています。
糸の分析を行い、できる限り当時と同じ材料、色を復元制作しています。
復元した姿が楽しみですね。