『鏡絵』の「墨書き」の作業!!(2013.6.27)
【ねぷたまつりシリーズ③】
ねぷたまつりの山車は、大きく分けて組ねぷたと扇ねぷたの2種類あります。
扇ねぷたは、まさに扇のような形の山車で、
組ねぷたは、人形の形をかたどった立体的な山車になります。
扇ねぷたの高さは、大きいものでは9mもあります。
その中に、三国志や水滸伝などの武者絵が描かれます。
ねぷた絵師の方は、構想などを入れると早い人は前の年から、
絵の制作に取り掛かかるそうです。
写真は、絵師の三浦呑龍さん。
扇ねぷたの正面の絵にあたる『鏡絵』の「墨書き」の作業をしています。
人物の姿・輪郭をかたどる作業で、特に集中が必要な作業です。
勢いよく、墨を入れていきます。ねぷたの力強さや迫力は、この墨書きで決まります!