弘前大学の留学生がインターンシップにきています②(18.08.08)
8月7日に「なぬかびおくり」を取材した記事をご紹介します。
広聴広報課でインターンシップをしている、韓国から来ました弘前大学のパク・サンミンです。
毎年、ねぷたまつりの最後は、「なぬかびおくり」という行事をもって幕を下ろします。
ねぷた祭りが終わる瞬間を、間近で見てきましたので、紹介します。
会場に着いた途端、見えてくるものは、ねぷたが土手の上に並んでいる姿です。
土手の上を数十台の本ねぷたが通る「ねぷた流し」が、壮観な眺めを演出します。
「ねぷた流し」が終わると、「なぬかびおくり」が続きます。
多くの市民が集まった中、炎に包まれ、火花となって空に飛び散るねぷたを見ているうちに、寂しさを感じました。
まつりの最後は、いつも寂しさや虚しさを感じさせます。
思い出をプレゼントしてくれたおかげで、このような気持ちになるのでしょうか。
しかし、また来年、必ず戻ってくるねぷたまつりがあるので、来年を楽しみにしながら、これからの日々も元気に過ごせます!
韓国では味わえなかった、まつりの盛り上がった雰囲気は、一生忘れられない思い出となりました!
伝統を守り、市民からの参加が軸となる、ねぷたのパレード。
「近い国だけど、こうも違うんだ。」と思いました。
韓国の夏は、「ウォータガーンフェス」、「アートフェス」、「K-popカバーダンスフェス」などの若い世代を狙った現代のフェスティバルが主になっていますので、日本の伝統まつりから、文化の一面も感じられ、市民意識を教わり、伝統はただ古いだけではないと思い知らされました。
かけがえのない経験をプレゼントしてくれた弘前市に感謝の気持ちをおくります。
「ありがとう。ねぷたまつり!ありがとう。弘前!」