銅瓦葺屋根と鯱や鬼板の銅板はがし(2022.01.29)
現在修理工事中の弘前城三の丸追手門と二の丸南門(南内門)。大きな仮設足場の中で、着々と作業が進められています。
今回は、追手門を中心に12月から1月に行われた作業の様子をご紹介します。
銅瓦葺屋根(どうかわらぶきやね)の下地確認作業を行うため、上に被せられた銅板をはがしていきます。
屋根の既存の状態を把握するため銅板1枚1枚に番号を振り(番付け)、位置情報を残した上ではがす作業は、とても大変なものです。
屋根の下地木部の保存状態は、追手門、南内門共に概ね良好!
現在は、屋根から取り外した鯱(しゃち)や鬼板(おにいた)の銅板もはがし終わり、下地木部の保存状態を確認中です。