国際交流員の楊銀佳さん退任挨拶(2023.03.13)
国際交流員として行った仕事は、パンフレットを翻訳したり、SNSで国内外へむけた情報発信、海外からのお客様のアテンドや、オンラインツアー、出前講座で中国の暮らしを紹介するなど、実に様々なお仕事をさせていただきました。また、りんごの選果工場やCA冷蔵庫を見学したり、ねぷたの製作や運行に参加したりすることで、観光地としてだけでなく、より深く弘前のことを体験することができました。
部屋の窓から見える岩木山、もぎたてのりんごの味、7月下旬から聞こえてくる囃子の音、どれも忘れられない弘前の思い出です。コロナの影響で、まつりが中止になったり、思い通りに仕事ができなくてくやしい思いをしたこともありましたが、2022年にねぷたまつりが3年ぶりに開催された時、本当に胸がいっぱいで、涙が止まりませんでした。
これから、観光や海外との人的往来が徐々に回復すると信じております。今までの仕事で中国をはじめ、少しでも多く海外の方が弘前の魅力を知ってもらえたらうれしいです。
人生2番目に長く住んだ弘前は間違いなく私の第2の故郷です。歩くだけで筋肉痛になった雪道を、小走りができるようになるまで成長しました。弘前から離れるのがとても寂しいですが、退任してもまだ日本にいますので、弘前に帰省します。5年間本当にありがとうございました。