桜の枝のせん定作業が始まりました!(2023.02.24)
弘前公園の桜は、ソメイヨシノを中心に52品種、約 2,600 本の桜が咲き誇る全国でも有数の桜の名所で、一つの花芽から咲く花の数が多いことから重量感に溢れ迫力のある桜を見ることができます。
これは、弘前方式と呼ばれる、桜の管理方法が関係しています。
桜の管理は、昭和 30 年(1955)代半ばから始められたと言われており、りんごの栽培技術を参考に桜のせん定を実施したのが始まりです。
「桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿」と言われる中で、あえて剪定を行なったところ、新しい枝が伸び、樹勢が回復したことから、剪定を中心とした管理作業が本格的に始まりました。今では、この剪定作業が弘前の早春の風物詩となっております。