留学生が取材に行く!弘前城天守(2023.05.22)
弘前大学の留学生がインターンシップに来てくれました!
インターンシップによる『弘前城天守』の取材記事をご紹介します。
初めまして、弘前市役所の広聴広報課でインターンシップをしている台湾から来た彭 穎祺(ポン インチイ)です。
5月15日に、弘前公園の弘前城天守を取材してきました。そこで日本の現存12天守の一つである弘前城天守の構造や歴史と曳家された時のことを学び、とても勉強になり、有意義な時間を過ごしました。今回の取材を通して、一番印象に残ったことをご紹介します。
弘前城天守の2階に上がると、すぐ目に入ったのは「弘前城一口城主」と書いてある芳名板です。その板には、日本各地域の人たちの名前が書かれてあります。それは、ふるさと納税の寄附者への特典の一つである「一口城主」の人たちです。「一口城主」制度とは、ふるさと納税で弘前市の石垣普請応援コースへ1万円以上寄附した人が一口城主になれる制度で、特典として城主証がもらえるだけではなく、芳名板に自分の名前が記載されます。
台湾では、ふるさと納税という制度がなく、寄附者へのこうした特典の取り組みはとても面白く、斬新なアイデアだと思いました。現代の人々と弘前城天守が繋がることで、昔の記憶と歳月を重ねる歴史的建物に、新たな価値を与えるのはとても素敵なことだと思います。
弘前に観光に来たら、ぜひ弘前城天守の上からの景色を味わって、城主になった気分を体験してみてください!