りんごの「袋掛け」が行われています(2023.07.03)
「袋掛け」は、品質を向上させるために、実に袋をかける作業であり、6月上旬から7月上旬までに行われます。袋をかけることで、害虫やダメージを防ぎ、りんごの色づきを良くする効果があります。また、袋をかけた有袋りんごは、無袋りんごよりも貯蔵性に優れています。
袋掛けの袋には一重袋、二重袋、三重袋やサイズなど、さまざまな種類があり、品種によって使い分けられます。
「袋掛け」を行う前には、2回目の摘果(仕上げ摘果)が行われます。この作業では、見落とされた障害果や発育不良の実を摘み取ることが目的です。摘果によって、品質の良い実だけを残し、成長を促進させます。