留学生が取材に行く!弘前ねぷたの制作体験(2023.06.06)
弘前大学留学生のインターンシップによる弘前ねぷた体験の記事をご紹介します。
こんにちは、台湾から来たインターンの彭 穎祺(ポン インチイ)と申します。
今回はねぷた制作に参加しました。私は弘前に来た時からずっとねぷたまつりやねぷたの制作に参加してみたいと思っていたので、夢が叶う日となりました。
制作現場に着いた瞬間、目に入ってきたねぷたは予想以上に大きく、とても驚きました。制作に参加した皆さんは心を一つにし、指示に従いながら鏡絵を広げし、位置を調整していました。色鮮やかで生き生きとした絵が徐々に目の前で広がっていく様子は感動的でした。今年の弘前市役所ねぷたの鏡絵は中国の小説『水滸伝』に登場する花和尚(かおしょう)という人物が描かれています。以前、授業で学んだ小説の登場人物がねぷたの題材になっていることが不思議で面白いと感じました。
ねぷたの制作を手伝っている間、周りの皆さんが集中し、丁寧に制作している姿を見て、感心するとともに、自分も制作への責任感が沸いてきました。そして、皆さんと一緒に楽しく明るい雰囲気の中でねぷたを完成させることができました。
この貴重な機会を通じて、ねぷたの歴史や意義だけでなく、作り方や構造など多くのことを学びました。私たちが心血を注いで制作した大型ねぷたが6月10日(土)、11日(日)に今治市で展示、運行されますので、ぜひ訪れてみてください。