弘前大学留学生が行く 「帰ってきた!高岡の森どうぶつ園」(2023.06.09)
弘前大学留学生のインターンシップによる「高岡の森弘前藩歴史館」の取材記事をご紹介します。
弘前市役所の広聴広報課でインターンシップをしている韓国から来た金 昭延(キム ソヨン)です。
本日は、高岡の森弘前藩歴史館の企画展「帰ってきた!高岡の森どうぶつ園」について紹介したいと思います。
7月2日(日)まで開催されているこの企画展では、江戸時代の人と動物の関係を表す様々な資料が展示されています。
まず、「熊毛槍鞘」と「鳥毛槍」という毛玉のような形をしている展示物があります。熊毛槍鞘は長柄槍の鞘に熊毛を植え付けて装飾したもので、武具の装飾によく使われたものです。長柄槍の鞘を鳥毛で包んだ鳥毛槍は大名行列などで使われました。装飾のために動物の毛を使うのは昔も今もよく見られるようです。
また、大きな鯉が描かれた絵も見られます。「鯉図」という作品ですが、鯉は滝を登ると龍になると言われ、立身出世を表します。
他にも、人と動物の関係を表す資料がたくさんあります。
そして、歴史館の隣には国指定重要文化財である高照神社があります。老朽化や豪雪により傷みがありますが、中には県の有形民俗文化財である大絵馬もあります。貴重な文化財がたくさんありますので、ぜひ行って楽しんでください!