協力隊の穂坂修基(ほさかもとき)です。
7月24日、相馬ふれあい館で「夏休み宿題お助け隊」が行われ、協力隊の穂坂は講師として参加しました。
相馬地区の児童を対象に、分からない問題を教えてもらう学習支援室のような、家以外の涼しいスペースで勉強したいという自習室のような、学校の友達と話したいという学童のような感覚で来られるようにしたのが「夏休み宿題お助け隊」です。
弘前市少年教育指導員の佐久間さんと地域おこし協力隊の穂坂が講師として、参加した子どもたちの支援を行いました。
弘前大学附属中学校の生徒も来て、小学生の支援をしてくれました。
穂坂は、今年の3月まで横浜市の公立小学校で教員をしていました。
実務経験はあるものの、土地の風土によって子どもの様子は若干異なるため、初日は探り探りという感じでした。
相馬の子どもたちは、都市部の子どもたちに比べ、地域で見守られて育っている要素が強いのか、初めて会う大人に対してもフレンドリーに話しかけることができていると思います。
肝心の学習ですが、集中して取り組めていたと思います。
休憩時間では、学年の壁を越えて、フリスビーや水風船で遊ぶ様子が見られました。
異学年で関われるのは、いいことです。
昼食後、ガチャマン(加賀隊員)が登場し、
「30分、机に座って集中して勉強した人はガチャガチャを引かせてあげる」と言いました。
すると、子どもたちは超集中。
切り替えの早さとガチャガチャの効果には驚かされました。
頑張りが実って、全員ガチャガチャを引くことができました。
特に低学年の児童は大喜び。
子どもの自発的な頑張りを支援するだけでなく、頑張ろうと思えるちょっとした仕掛けを取り入れながらも「宿題お助け隊」を務めていきたいと思います。