協力隊の穗坂修基(ほさかもとき)です。
7月26日、相馬地区の若手りんご農家で構成された「青年の会」の研修に同行してきました。
研修先は黒石市にある、地方独立行政法人青森県産業技術センター りんご研究所
講師には、最新のスマート農業機器や研究に基づいた知見ついて話していただきました。
スマート農業化に向けた動きがあるなか、ルンバのように自律走行できる「ロボット草刈り機」を導入する果物園地は多いそうです。
しかし、りんご生産における機械化は進んでいないようでした。
ロボット草刈り機の話を熱心に聞くメンバー
高密植栽培や半密植栽培など、さまざまな栽培方法についての現状や課題を聞きました。
最近注目されている高密植栽培ですが、データが少なく、いまだにわからないことが多いそうです。
病害虫の研究で使用している、農薬を使わずに育てたりんごの木を見ました。
りんごは果樹のなかでも、無農薬で育てるのが難しい理由がわかりました。
自然栽培に興味をもちました…。
相馬地区のりんご農家は、
研究に基づく「客観的な知見」をアップデートして、高品質なりんごを作ろうとしています。
勉強熱心な青年の会のメンバーが作るりんごを食べてみたいですね。