1月10日(水)、相馬中学校で行われた紙漉沢獅子舞保存会の演武会に参加しました。
この演武会は、受験を間近に控えた3年生の合格を祈願するもの。
昨年に引き続いての演舞ですが、踊り手の減少で今年は開催が危ぶまれていました。
しかし、新たに3名の踊り手が加わり今年も生徒たちに披露することができました。
3名のうち1名はわれらが穂坂修基隊員です。
紙漉沢獅子舞保存会は、雄(鹿)獅子2頭、雌(鹿)獅子1頭、オカシコと呼ばれる
道化役の猿獅子1頭と権現獅子から構成されます。今回披露するのは「後庭」という
演目で、2頭の雄獅子が1頭の雌獅子と出会い奪い合って争うというストーリーです。
鹿獅子3頭が新たに加入した踊り手で、短期間ながら特訓を積んでこの日を迎えました。
穂坂隊員の担当は雌獅子。雌獅子が一番長身というのは、このさいご愛敬ということで。
なお、わたくし加賀隊員はリズム感が悪いということで、道具係など裏方に回りました。
準備に余念がない穂坂隊員。
午前10時30分、全校生徒が体育館に集まり演舞が始まりました。
会場には、テレビ局・新聞社各社が雪にもかかわらず取材に来てくれました。
新加入は踊り手だけではありません。在校生(3年生)の小山内玲桜君が、メンバー募集に
「太鼓をやりたい」と応募してくれました。
この日も、「生徒として見学してたら」と言ったら、「ぜひメンバーの一人として舞台に
立ちたい」ということだったので、囃子隊の一人として太鼓を叩いてもらいました。
十数分の「後庭」が終了後、権現獅子による“噛みつき会”が開催されました。
獅子に噛まれると、「噛みつく=神がつく」という語呂合わせもあって
邪気が払われ1年間無事に過ごせるとされています。とくに子どもは頭が良くなる
ともされています。
受験生の皆さん、獅子舞のご利益を信じ、体調管理に気を付けて受験を乗り切ってください!