「加賀さん来てくれた!! よかった~!」
7月14日(日)、紙漉の里で行われた紙漉き体験教室に顔を出したら、
紙漉き隊の元若妻の方々に予想以上の歓迎を受けました。
じつは、スタッフの1名が諸事情で急遽欠席になったとのこと。
ということで、臨時スタッフとしてお手伝いしてきました。
この日、相馬に来てくれたのは平川市立小和森小学校6年生の児童と保護者の方々。
卒業証書を自ら漉いた和紙で作るという相馬中学校3年生のニュースを見て、
自分たちも卒業証書を紙漉きで作りたいと、やって来てくれました。
児童と保護者の方々総勢40名ほどの大所帯。
とても一度には無理なので、4組に分かれて順番に紙漉きに挑戦しました。
紙漉隊長・大場良子さんの説明を聞いた後、さっそく実践。
思ったほど苦労することもなかったようで、子どもたちは楽しそうに
紙を漉いてきました。
お兄ちゃんお姉ちゃんについてきた小さな子どもたちも、
楽しそうな様子を見て「僕もやりたい」と直訴。ハガキサイズの小さな枠を使って、
人生初の紙漉きを体験していました。
紙漉沢の交流センターに隣接する「紙漉作業場」は、県内唯一の乾燥機を備えた本格施設。
相馬の伝統技術である「高野和紙の紙漉き」を、もっともっと多くの人に
楽しんでもらえればいいですね。