12月3日(火)と4日(水)の両日、紙漉沢獅子舞保存会が
相馬中学校の1年生を対象に、出前授業を実施。協力隊が
計画~実行をサポートしました。
なかなか獅子舞を観る機会がない子どもたちに、
獅子舞にじかに触れてもらおうと実施した今回の試み、
初日は成田達也会長による座学を中心に行いました。
相馬地区で唯一活動中の紙漉沢獅子舞保存会の歴史や活動を話しましたが、
生徒たちはやはり、講義より実物に触れるほうが興味津々。
子ども用のお面を代わる代わるつけては盛り上がっていました。
ということで、2日目は実際に舞いを体験してもらいました。
鹿獅子やオカシコ、権現獅子、囃子のグループに分かれ、
保存会メンバーの指導を受けながら、舞いを体験。
さすがは若さ溢れる中学生、皆、覚えがよく、
ごく一部ですがすぐに踊りをマスターしました。
最後はほんの数分ですが、各パートの踊り手が結集して
囃子に合わせて実際の踊りを体験しました。
生徒たちはもちろん、教える保存会のメンバーも楽しそうに
授業していたのが印象的でした。
この出前授業をきっかけに、相馬地区に古くから伝わる獅子舞に
興味を持ってくれる若者が増え、そして次代に受け継いでいける
ようになればいいですね。
なお、2日目にはNHKさん、陸奥新報さんが取材に来てくださり、
授業の模様が当日のお昼のニュースと、夕方の「あっぷるワイド」で
放映されました。