9月1日、弘前市立相馬中学校でお山参詣に関する出前授業をしてきました。
1日目はお山参詣団体「相馬有志会」の前会長である嶋口昭男さんを講師とし、
地域の伝統を継承する人の想いについて講演してもらいました。

前半はスライド資料、後半は実物を示しての話でした。
ビニールテープの御幣とカンナガラの御幣を触って比較したり、一部生徒ですが旗を持ち上げる体験をしたりしました。
山ブドウの種は、太陽の光が当たるまで、土の中で何年も何十年も情報をしまっておくことができ、光が当たれば、芽を出し、成長するみたいです。
生徒の記憶に残るか、そもそも興味を持ったのかもわかりませんが、嶋口昭男さんと相馬有志会の想いを“山ブドウ”の種として蒔いておくことには意味があると思います。
少なくとも無意味ではないと思っています。
時を経て、陽の光が当たるかもしれませんから。

ちなみに、今回の出前授業は、相馬中学校PTA会長の宮川善弘さんが企画し、相馬有志会が協力、協力隊がコーディネートして実現しました。