10月1-3日、一般社団法人地域活性化センターが主催(総務省、内閣府が後援)「全国地域リーダー養成塾」の第5回研修に参加してきました。

・法政大学の図司直也先生と特定非営利活動法人サービスグラントの岡本祥公子さんによる、
「プロボノ」と「ふるさとプロボノ」の講義
・高崎経済大学の佐藤徹先生による、
「EBPM」と「ロジックモデル」の講義 が印象に残りました。

プロボノとは、専門知識や経験を持つ社会人が、報酬を得ずに社会課題の解決に貢献するボランティア活動を指します。
一方、「ふるさとプロボノ」は、都市部の社会人が地域団体や地場企業の課題解決を支援することで、地域の活性化と関係人口の拡大を目指すものだそうです。
地域おこし協力隊ほど長期のコミットでない形で、地域課題に関わる「ふるさとプロボノ」は、令和型の都市農村交流の手法になるかもしれません。
「ふるさとプロボノ」を入り口とした移住・定住政策を行うことも可能だと思います。

ゼミナール活動では、指導教官である法政大学の土山希美枝先生とゼミ生で修了レポートのテーマや章立てについて意見交換をしました。
私は、下記テーマおよび内容でレポートを作成することにしました。
「弘前圏域における地域おこし協力隊の運用方法に関する再考と提言」
第1章 地域おこし協力隊について
第1節 レポートの目的、内容と方法
第2節 青森県における地域おこし協力隊の現状
第2章 弘前圏域における地域おこし協力隊の制度運用の現状と課題
第1節 弘前圏域における地域おこし協力隊の募集*受入*支援の現状と課題
第2節 弘前圏域における地域おこし協力隊ネットワークの現状と課題
第3章 重層的なネットワークの必要性と他地域の事例分析
第1節 重層的な支援体制としての圏域ネットワークの必要性
第2節 一般社団法人 SUkedachi Creative 庄内の事例
第3節 長野県大北圏域(北アルプス地域)の事例
第4章 地域おこし協力隊がいきる圏域ネットワークの可能性
第1節 圏域で地域おこし協力隊を募集*受入*支援し、ネットワーキングする効用
第2節 弘前圏域をアップデート(よりよく)するための提言
第3節 結びに
余談ですが、お土産としてJA相馬村のりんごジュースを持参したところ、先生を含めた全員から好評でした。なんだか誇らしい気持ちになりました(笑)