ちびバス合宿の受け入れを行いました!
相馬地域おこし協力隊の鹿内&北野です。
今回は、9月16日~17日に行われた「ちびバス合宿~相馬を生き抜け!」の様子をご紹介します。
この合宿は、自然体験を通して子どもたちに生きる力を身につけてもらうことを目的に、NPO法人スポネット弘前さんが主催したものです。当日は弘前市内でバスケを習う小学生約30名が相馬を訪れました。
協力隊は、合宿の受け入れと相馬地区のガイドをお手伝いさせていただきましたので、たくさんの写真を添えてその様子をお届けします!
<<合宿1日目>>
朝8時半、子どもたちがりんご公園からバスに乗って相馬庁舎へ到着!
1人1人自己紹介をし、合宿での成長を誓いました。
まず最初のイベントは、「相馬まるごとオリエンテーリング」
協力隊が用意した相馬に関するクイズ全20問の謎を解くべく、グループに分かれて町探検!
日頃バスケ教室で身に着けた元気なあいさつで、地区住民にどんどん聞き込みをしていました。
…しかし!!中にはおばあちゃんの津軽弁が仇となり不正解になったチームも(笑)
お昼は成岩商店のカレーライスをいただきました。
オリエンテーリングで頭と体をフル回転させた子どもたちに成岩カレーは大好評!!
お店のご厚意で、嶽きみサラダとりんごもサービスしてくれました(^^♪
午後は「エビ釣りチーム」と「紙漉きチーム」に分かれて体験教室。
満天青空レストランで紹介されて以来、大人気になったオニテナガエビの釣り堀には20名の子どもが殺到!!名前の通り長~い手で釣り針をかわされるので大苦戦しましたが、釣れた時はとびっきりの笑顔でした。5匹釣れた子には、エビの釣り堀り代表・山崎さんが畑で採ったすいかをご馳走してくれました!
「えーっ、紙って木の皮で作れるの~??」驚きの紙漉き体験には10名の子どもたちが挑戦!
大人顔負けの紙漉きは、思い切りがよくて先生もびっくり!
みんなが画伯になりきって、思い思いに描いた絵がとても個性的でまたびっくり!
できあがった色紙と絵葉書を、家族へのお土産にと大事に持ち帰ったキッズたちでした。
その後は全員でりんごの収穫体験へ!
イケメンりんご農家・藤田さんの説明を聞きながら、早生りんご「サンつがる」を収穫しました。
その甘~い香りに誘われ、もぎ取ってすぐ丸かじりする子が続出!!(笑)
続く3時のおやつでは、女性加工グループ「芽女倶楽部」さんと一緒に「焼きりんご」作り。
芯をくり抜いて、バター・砂糖・レモンを入れて焼くと…特に女の子たちが興味深々でした。
夕方になり、ご一行は宿泊施設「星と森のロマントピア」の温泉へ。
天気が良かったので、露天風呂からは津軽富士「岩木山」がくっきり見えました。
夜ご飯は天丼セットと、苦労して釣ったオニテナガエビの唐揚げです!!
夜7時過ぎ。怖がる子どもたちが連れてこられたのは「肝試し」会場。
ここは昔、相馬に逃げてきた長慶天皇が眠っていると言われるご陵墓参考地です。
上皇宮役員の田澤さんによると、長慶天皇は学問に秀でていたらしい…
ということで、子どもたちには暗闇の中、頂上まで登ってきてもらい私が作った「頭がよくなるお守り」をゲットしてもらうことに!怖さとワクワクが入り混じった楽しい肝試しでした(^^)/
最後はロマントピアの天文台で観察会☆
残念ながら雲がかかって星を見ることはできませんでしたが、月のクレーターを観察しました。
また、天文台名物・藤田館長の楽しいトークショーも!
写真は、天の川の「暗黒星雲」をどら焼きの「あんこ」で説明する藤田館長です(笑)
夜はロマントピアのコテージにお泊りしました。
<<合宿2日目>>
子どもたちは朝から大はしゃぎ!!
自宅から持ってきた牛乳パックをつなげて「流しそうめん大会」を行いました。
傾斜は相馬らしく、りんご箱を並べています。
その後は雑学クイズ大会&宝探し!
嬉しいことに、肝試しでゲットした「頭がよくなるお守り」を持ってきてくれた子も!
お昼はBBQでさらにチームの絆を深めました☆
≪感想≫
2日間の合宿を通して、子どもたちが相馬の魅力を体験しながら成長していく姿が見られました。地域おこし協力隊として合宿のサポートができたことを嬉しく思います。
また、合宿の受け入れにご協力いただいた相馬の皆さんもありがとうございました。
私自身も相馬の魅力を再発見する機会になりました。
今回来てくれた子どもたちが相馬を好きになって、また遊びに来てくれることを祈ってます!
(協力隊:あかり)