こんにちは!協力隊石田です。
7月後半から徐々に暑くなってきましたが、明け方の涼しさには驚いています。気候もそうですが、蚊の少なさについても関東とは全く違い、弘前の夏はとても過ごしやすいですね!
さて、JA相馬村には就労していらっしゃるベトナム人の女性たちがいらっしゃいます。彼女たちはお仕事以外のプライベートな時間でも、畑で野菜を育てたり、日本語を習いに片道8キロほどの距離を自転車で通ったりと、みなさん本当に真面目で勤勉、働き者です!
「彼女たちにもっと地域交流させてあげられないか」
そんな地域からの声を受け、彼女たちの意思に配慮しつつも張り切ってお節介をしはじめました!
今回はそのお節介第一弾のお話。
相馬の紙漉沢にある“紙漉の里”にて紙漉き体験を一緒にやってきました。
7月より協力隊に着任された佐野さんと、通訳協力で来ていただいた弘大の高梨子先生と旦那様にもご参加いただき体験スタート!
まずは紙漉きの木枠を持って、水に泳いでいるモヤモヤ~っとした和紙の原料をすくいあげます。紙の厚みを均等にする為に最初に手でかき混ぜるのが、なんとも気持ちいいのです!
水分を掃除機のような機械で吸ってから、絵付けをします。筆で色水を和紙につけると、ボヤ~と滲んでいい風合いの絵が描けます。その後再度水分の吸い出しをします。
私も体験!木枠の角から三角定規を使い、角をつかんで和紙を剥がしていき・・・
温かい鉄板にピタッと貼りつけます。水分が完全に乾いたらパリッと剥がして出来上がりです!
最後は笑顔でハイ、チーズ!皆さんに楽しんで頂けました。
私自身、こうして創作する活動が大好きなので、お互いの作品を見てわいわい作業をしている皆さんの笑顔が見られて、とても嬉しかったです。
このイベントは、「相馬で夏の紙漉き体験」というもので、中央公民館相馬館主催です。
毎年、夏休みに入った7月の土日で開催していますので、ご興味ある方はぜひ来年チャレンジしてみて下さい(^^)大変お勧めです!
今後もベトナム人の方々に、時期を見ながらお節介を・・・と言うか、共に暮らしを楽しくしていく活動をしていけたらと考えております。