こんにちは!相馬地区地域おこし協力隊の石田です。
令和3年8月2~6日(7日撤収)の期間、JA相馬村湯口支所前に5m40cmの扇ねぷたを展示するべく、相馬ねぷた愛好会の方々が現在準備を進めています!
ねぷたまつりを通し、相馬地区が活力ある農村地域であり続けられるよう地域が一つとなり、住民相互の団結、交流を深めるとともに、次の代を担う子ども達が健全な心を築き、夢と希望をもって暮らせる地域を創造することを目的としている。(会規約より)
「ねぶた」と比べて形が独特な弘前ねぷた。どうして扇の形か皆さんはご存じですか?
津軽藩の藩祖・津軽為信公の幼名が「扇」であったこと、また、末広がりでめでたいといった理由から、扇ねぷたが作られるようになったのではないか、と言われています。扇ねぷたは、骨組みを毎年繰り返し使えるため、青森ねぶたのように立体的な組ねぷたに比べ、手間とお金があまりかからないのも、扇型が普及した理由のひとつのようです。(津軽藩ねぷた村HPより)
弘前ねぷた合同運行に参加している各団体は、町会長などベテランの方が会長を務めることが多い中、相馬ねぷた愛好会は中心メンバーがとても若く、現在の会長はなんと36歳!その理由は、JA相馬村青年部(40歳で勇退)が中心となって立ち上げた団体だから!その歴史は旧相馬村が弘前市に新合併をした平成18年から始まり、今年で16年目となります。
若い団体。しかしだからこそ、しっかり“弘前ねぷた”作りに取り組んでおり、過去には弘前市長賞や観光コンベンション協会長賞も歴代受賞してきた、弘前ねぷたの立役者です!
私が初めて参加したのは2019年。大きなお祭りのない土地から来た私には、一層新鮮に映りました。その造形や隊列の美しさを競う弘前ねぷたは、観るより“参加する”方が段違いに楽しい♪というのが私の実感!!
来年はぜひみんなで一緒にじゃわめきたいですね!