こんにちは!相馬地区地域おこし協力隊の石田です。
相馬庁舎の高齢者教室『まるごと健康塾』と、相馬地区地域おこし協力隊の共催で、7月29日(木)に金魚ねぷた絵付け体験を行いました!
・体験参加をきっかけに“ねぷたの楽しさ”を家族で思い出してもらい、
・来年の弘前ねぷた300年祭を相馬から盛り上げる!ことを目的に企画したものです。
またコロナ禍となって以来、相馬地区内では世代間交流事業も軒並み中止となっておりました。この機会に高齢者教室とタイミングを合わせて、協力隊では地域の小学生を募り一緒に体験してもらうことで、地域の大先輩方に今の子ども達の姿を見てもらえたらという思いも…!
講師は、一年を通して弘前ねぷたを堪能できる『津軽藩ねぷた村』から、弘前マイスターである檜山さんと、高橋さんというお二人の職人さんに来ていただきました。集まってくれた参加者は、小学生約20名、ご高齢者の方々約15名。
始めに檜山さんから、金魚ねぷたの歴史と、絵付けをする際のポイントを教えていただきます。
おばあちゃん達は、既に顔が描いてあって色付けする段階になった金魚ねぷたを。
小学生は、金魚の表情を決める墨描きからロウ描きをします。熱々のロウに気を付けて!
その次は自由に色付けをする体験をしてもらいました。本来の色である赤、ピンク、黄色に加えて、青、緑、エメラルドグリーン、紺、紫と、色とりどりの染料を檜山さんが今回特別にご用意して下さいました!
「かわいくできたよー!」
終わった人には私が作成したねぷたクイズにチャレンジしてもらいました!みんな真剣に考えてくれています♪PDFリンクを貼りますのでよかったらみなさんもチャレンジしてみて下さいね♪
最後は高齢者教室担当の係長(なんと相馬登山囃子愛好会の会長なのです)、高橋さん、檜山さんの3名による、ねぷた囃子の演奏で終了となりました!ヤーヤドーーーー!!
参加した子ども達から、楽しかった!と言ってもらえたり、帰宅後に色々話してくれて楽しかったみたいだよ!とママさんから教えてもらえたことが、とても嬉しい瞬間でした。
そして、今回の会場装飾は、相馬ねぷた愛好会のねぷた絵を描かれている村岡盛應(せいおう)さんが15年ほど前に展示会用に描かれた作品を譲っていただいたもの(ご本人は昔の作品だから恥ずかしい~と仰ってましたが、素敵なので飾ってしまいました)!
周囲を囲む角燈籠と扇燈籠は、「運行はないけどせめて地区内で飾り付けをしてねぷたを盛り上げたい!」と愛好会が企画して準備してくれた新作。もちろん同会の半纏も展示!
来年こそは、みんなでじゃわめぎましょー♪♪♪