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相馬の元気なもち米作り!(石田)

こんにちは、協力隊の石田です。

今回は私が感動したJA相馬村青年部のもち米作りの取組みをご紹介したいと思います。

 

■もち米作りの目的

相馬はリンゴに特化した地域ではあるものの、水稲もやっている生産者もいます。その為、自分達も米について勉強しなければならないと考えた昔の青年部の先輩方が、もち米事業を始められました。現在では毎年、青年部のもち米を楽しみにしてくれている人がいて、とてもやりがいがあります。(青年部談)

 

今年の活動は、大きく分けて4つありました。

・ 4月 20日~23日 播種育苗作業

・ 5月 14日 田植え作業

・ 9月   7日  稲刈り

・11月 26日 袋詰め、直売所”林檎の森”店頭へ初陳列

 

まずは播種育苗作業!ちなみに播種(はしゅ)とは、たねまきのことです。

 

薄いパレットに、肥料と種を撒いて水をたっぷりあげます。

3日程して芽が出たらビニールハウスに並べて育てます。

ちなみに、水を含むとかなり重くなるこのパレット、私は一度に二枚しか運べませんでした。。

 

その2~3週間後、稲が伸びてきたら今度は田植えです!

 

 

田植え機が稼働してる現場を初めて生で見ました!感動!

稲をつまんで植える動きがなんとも愛らしく、「がんばれがんばれ」と声をかけたくなりました。

 

次は稲刈りです。

勢いよく背筋を伸ばしていた青い稲穂は、夏の終わりと共に徐々に美しい黄金色となりました。

 

 

この稲刈り機、当然のことなのですが、公道を走ってこの田んぼまで来ているんです。

想像してみて下さい、すごい光景なんです!大きな車両が近くを走行していると本当に大迫力!

 

 

ある程度の量になるとノズルを伸ばして、軽トラ荷台の大きな袋に玄米をザザザーッと排出します。

 

私も稲刈り機に乗り、一列分 稲刈りをさせていただきましたが、ドキドキの体験でした!

「根元すれすれに刈り取れるとカッコイイんだよ」と教えてもらいました(*^-^*)

 

黄金色の田んぼと岩木山の風景に、農業男子の笑顔が映えます!!

 

 

その後、何日間か乾かしてから精米し、りんごもぎが落ち着いた頃に袋詰め作業です。

 

 

1.5kg(10合)を気持ち多めに量って…笑

 

 

シーラーで封をして、青年部のシールをペタリ。

 

ジャーン!今年の新米、JA相馬村青年部印のもち米の完成です!!

 

今年の収穫量は平年並み、合わせて320袋が2月頃まで”林檎の森”店頭で販売される予定です。

ファンの多い人気商品ですのでお早めにお求めくださいね♬

 

最後に、このもち米を利用して、年末に地区の保育園でおもちつきが行われました。

青年部の方々と保育園の先生方が、手際よくかつ 力強く、おもちつきをされています☆

 

子ども達のピカピカの笑顔は、なによりのご褒美です◎

 

今回の取材を通して、青年部の方たちが笑顔で作業をされていたことが一番印象的でした。

勉強の為に始めた取組みが、自分たちだけでなく地域の笑顔を作っている。

 

このような取組みができる女性の組織もあれば楽しそうだな♪私もなにかやりたいな♪

と、強く思う機会となりました。青年部のみなさま、ありがとうございました。

 

 

それでは皆様の新しい年が、笑顔いっぱいの素晴らしい一年になりますように。

良いお年をお迎えください。

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