協力隊の穗坂修基(ほさかもとき)です。
5月31日、弘前市立相馬中学校でおこなわれた「ラベンダーロード整備事業」の見学に行きました。
相馬中学校からJA相馬支所方面に向かって相馬川沿いに延びる道路の一部にラベンダー花壇があり、これをラベンダーロードと呼んでいます。
紫色の花が美しくきれいな景観をつくっていますが、近年は荒れ(枯れや雑草)が目立つようになり、本来の美しさを保てていない状態となっていました。
そこで、相馬中学校の全校生徒が花壇を再生しようと始まった事業で、2014年から続けられています。
1年生、2年生、3年生が手分けして、枯れたラベンダーを抜き、新たに苗を植える作業をしていました。
その際に、大きな雑草を抜いたり、ポイ捨てされたごみを拾ったりする清掃活動も行っていました。
地域の景観を中学生が主体となって維持していこうとする姿が印象的でした。
相馬地区に住む一住民として、相馬中学校の生徒には感謝しています。
ありがとう、「相中生!!」
相中生の活動を見学することを通して、
ラベンダーロードに限らず、地域の景観、環境をどう持続可能な形で維持していくのか
だれが主体となって取り組んでいくのかを考える必要があると思いました。