相馬地区地域おこし協力隊の米山です。
弘前では夏の風物詩「宵宮」が行われるようになってきましたが、相馬地区でも7月3日(月)に、五所町会にある「五所神社」にて宵宮が行われましたので、そのご紹介をさせていただきます。
当日はあいにくの大雨でしたが、宵宮は雨天決行。
社殿やお店の準備のほか、雨でもお越しいただける方がぬれずに楽しめるようブルーシートで雨除けを作ったりと例年より大変な作業になりましたが、何とか開始時刻には間に合いました。
ちなみに、五所町会長曰く「雨が欲しい時に降ったから、これは恵みの雨!」とのこと。「それにしても大雨だからどれだけの人出があるのかなぁ」と一同心配しながら開始時刻を迎えましたが、宵宮を心待ちにしていた子どもたちを中心にたくさんの方々にお越しいただけ、大変ありがたかったです。
五所神社の宵宮は「夜店」「モツ焼き」「登山囃子」「歌謡ショー」「カラオケ」が主な内容。
登山囃子は来年にニューヨーク公演が決まった佐藤ぶん太さん率いる相馬登山囃子保存会により、五所神社に奉納するための新曲のご披露が。会場はこれまでになかった熱気に包まれました!
また、カラオケでは地区内の歌自慢による美声の披露に加え、協力隊員鹿内さんも熱唱する一幕がありましたが、こちらも相馬地区の新顔を大歓迎するかの如く歓声が飛び交いました!
さらに、今年は弘前大学から数人の女子学生が来てくれましたが、地元の方とモツ焼きを囲みながら話に花を咲かせていたようでした。
(余談ですが、私は司会さまより天使の輪を授かっていました笑)
五所神社は相馬地区に伝わる長慶天皇の伝説とゆかりのある由緒ある神社で、相馬地区で行われる宵宮としては大きなものです。
基本的には宵宮を楽しみにしている子どもたちのためや、地区住民の触れ合いの機会として毎年行われてきたものですが、私をはじめ新隊員や大学生など、新しい顔を分け隔てなく受け入れてくれる姿勢はよそものとしては大変ありがたいものですし、地域に入れるきっかけにもなると思います。
これからも相馬地区で宵宮が末永く続いていくようにお手伝いしていきたいな、と感じた3回目の五所神社宵宮でした。
なお、相馬地区では以下の日にち・場所でも宵宮が行われますので、ご都合合う方は足を運んでいただけると嬉しいです。
※文字リンクは会場の地図です。
・7月11日(火):野田神社(藤沢町会)
・7月12日(水):長慶の杜 (紙漉沢町会)
・8月1日(火):稲荷神社 (黒滝町会)