相馬地区地域おこし協力隊の米山です。
弘前は雪がチラチラしたり軽く積もったりと、今年も冬がやってきたことを実感する天気となってまいりました。
さて、先日11月19日(土)のこととなりますが…
事前にお知らせした通り、相馬地区内の長慶閣にて「相馬でJAZZを聴かNIGHT」および「俺の1コを選んでくれ!第1回相馬産りんご 最高の1コ 決定選手権」を開催させていただきましたので、そのご報告を。
「相馬でJAZZを聴かNIGHT」は、相馬地区主体の企画・運営としては初のジャズコンサート。
弘前市を拠点とし、青森県内を中心に活躍されている"長谷川 健 Swing Hat Jazz Orchestra"様をお迎えし、生音による素敵なご演奏をたっぷり2時間行っていただきましたが、「こんなにノリのいいお客様は初めて("長谷川 健 Swing Hat Jazz Orchestra"様より)」というほど、満員となった会場は終始盛り上がりました!
「俺の1コを選んでくれ!第1回相馬産りんご 最高の1コ 決定選手権(以下、俺の1コ)」は、かつて相馬村時代に村全体で行われていたりんご品評会を、現在の相馬地区に合わせた形として復活させたもの。
通常のりんご品評会では1品種あたり32個のりんごを揃える必要がありますが、「俺の1コ」では正真正銘1コでオーケー!農家さんには気軽にご出品いただきつつ、真剣勝負できるように、というコンセプトから1コとなりました。
審査は来場者の投票形式としましたが、予想以上に多くの方からご投票いただきました。そして結果発表は「相馬でJAZZを聴かNIGHT」内で行いましたが、盛り上がった会場による祝福ムードの中での表彰となってくれました!
実は、この2つの企画は協力隊の発案ではなく、それぞれ異なる相馬地区の若者による発案でした。
相馬地区の若者、弘前大学の学生や先生、そして協力隊が集まった「活動創出ミーティング」という場で話し合いを重ね、夜遅くに及ぶこともしばしばでしたが、なんとか開催に漕ぎ着けました。メンバー一同、当日はどれだけのお客様が来てくれるか、お客様に満足していただけるか不安を抱えながら当日を迎えましたが、ふたを開けてみれば前述のとおりのご好評でした。
どちらの企画も「また来年もよろしく!」とのお声を多数いただき、大変嬉しく思うとともに来年のハードルが上がったなぁ、と感じております(大汗)
私としては、相馬地区の若者が持っていた「これやってみたい」を完全な形でないにしろ、ある程度実現できたことは大きいと感じています。私はそのためのお手伝いをさせていただいただけです。
今後とも、相馬地区のが持っている別の「これやってみたい」を実現するお手伝いをしていきたいです。
2016年11月30日