弘前市は、SDGs達成に向けて優れた取組を提案した自治体として、青森県内自治体で初めて「SDGs未来都市」に選定されました。さらに今回、特に先導的な取組として毎年度10都市のみ選定される「自治体SDGsモデル事業」にも、北東北3県で初めて選定されました。
このたび5月22日に、内閣府で令和5年度SDGs未来都市選定証授与式が行われ、岡田地方創生担当大臣から選定証を授与されました。今後も、市民・企業・団体・大学など関係者の皆様との協働を重視し、「SDGs未来都市」として、SDGsの達成に一層貢献していきます。
当市の基幹産業であり、文化やシビックプライドとしても重要な「日本一のりんご産業」を将来も持続可能とするため、これまで以上に様々な取組に挑戦します。
概要は以下の図のとおりですが、経済・社会・環境の三側面から、農作業の省力化・効率化や環境負荷の低減などに取り組むとともに、図中央の赤いりんごの部分に記載した統合的取組「効率生産・脱炭素への挑戦『りんご産業変革』事業」により従来の手法にとらわれない革新的な事業を展開し、「日本一のりんご産業」を持続的に発展させていきます。
「SDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」について、3か年の未来都市計画を策定して取り組みます。
「SDGs未来都市」に選定されたことをうけ、「SDGs未来都市ひろさき」のロゴマークとして、たか丸くんSDGsバージョンが誕生いたしました!
たか丸くんSDGsバージョンは、SDGsの取組に関することであれば、個人・団体・企業・学校など、どなたでもPRに使用することができます。
●名刺や名札に印刷する
●チラシやホームページに掲載する など
市では、多くの子どもたちにSDGsについて考えてもらうことで、将来にわたってSDGsに向き合う児童・生徒を増やすことを目的に、公募で選定した市内小・中学校5校でSDGsを学ぶ特別授業を行います。特別授業を通じて、子どもたちがSDGsのメッセージCMを制作し、県内に広く放送することでSDGsの周知啓発を図ります。
なお、特別授業1コマ目には、『SDGs特別講師』に任命したジョナゴールドさん(リンゴミュージック所属)と北野ごぼうさん(吉本興業所属)に、児童生徒にSDGsをわかりやすく伝える特別授業を行っていただきます。
元自治体職員で、国連訓練調査研究所とクレアモント大学院大学が共催する「SDGsと評価に関するリーダーシップ研修」を日本人で初めて修了された、高木超氏(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科特任助教)を講師にお招きし、職員のSDGsに対する意識向上と市民等への普及啓発を推進しています。
(1)部長級職員研修(令和5年9月1日実施)
市の幹部職員(部長級職員のほか、副市長、教育長も参加)が、高木氏による講演を通して、行政におけるSDGsの活用についての理解を深めました。
(2)課長級・課長補佐級職員研修(令和5年9月1日実施)
課長級・課長補佐級職員が、高木氏による講演を通してSDGsについて学んだ後、ゴール11「住み続けられるまちづくりを」をテーマとしたワークショップを行いました。ワークショップを通して、行政実務とSDGsがどのように関わりあっているのかを体感し、実際の活用に向けてさらに理解を深めました。
今後の実施予定
(3)総合計画担当者研修(令和5年10月6日、11月10日に実施予定)
(4)希望職員向け研修(令和5年11月10日に実施予定)
▶エレビスタ株式会社が運営するSDGsポータルサイト「スペースシップアース」にインタビュー記事が掲載されました。(インタビュー記事はこちらをご覧ください。)
担当 企画課 総合計画推進担当
電話 0172-40-7021