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大森勝山遺跡出土の旧石器

【県重宝】

 

 
よみがな
おおもりかつやまいせきしゅつどのきゅうせっき
員数
10点
文化財の概要
 
指定年月日
平成15年4月14日
所在地
弘前市大字下白銀町 弘前市立博物館
所有者・管理者
弘前市
大森勝山遺跡は、岩木山の北東麓の大森川(おおもりがわ)大石川(おおいしがわ)に挟まれた位置にある旧石器時代と縄文時代晩期を中心とする遺跡である。昭和34年から36年の緊急発掘調査で、縄文時代晩期の大型竪穴住居跡と環状列石(かんじょうれっせき)が発見され、平成18年から20年の再調査を経て、平成24年には国史跡に、令和3年には世界遺産に登録された。
本旧石器は、昭和34年の調査でローム層から発見されたもので、後期旧石器時代から縄文時代草創期に属する。すべて珪質頁岩(けいしつけつがん)を原材料とする剥片(はくへん)石器で、ナイフ形石器5点、彫刻刀形石器3点、掻器(そうき)1点、削器(さっき)1点の10点である。県内では最初に発掘調査で発見された旧石器であり、旧石器文化研究の学術的意義をもつ重要な資料である。
 
国指定史跡大森勝山遺跡と世界遺産
 

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担当 文化財課(文化財に関すること)

電話 0172-82-1642

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