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須藤氏庭園(青松園)

【国指定名勝】

 

 

よみがな
すとうしていえん(せいしょうえん)
員数
 
文化財の概要
 
指定年月日
令和2年3月10日
所在地
弘前市大字前坂字船山
所有者・管理者
個人
大正元年刊行の『青森県下名家と庭園画帖』に写真が掲載されており、庭園と主屋は明治末年までには整備されていたと考えられる。

医師であり地域を代表する名士だった須藤家が施主となり、大石武学流宗家の小幡亭樹(おばたていじゅ)が手掛けたと伝えられる。前庭を小さく納め、池泉を要とした地割構成は亭樹の代表作である(せい)美園(びえん)(平川市)と似ており、作庭技法の特徴を伝えている。

昭和11年(1936)に、陸軍第八師団歩兵第三十一連隊に赴任した秩父宮雍仁(ちちぶのみややすひと)親王が、行軍演習の際に、須藤家で昼食休憩をとったことを記念した記念碑と、その際に用いた什器(じゅうき類を保管するための記念堂が園内に設けられている。

 

問い合わせ先

担当 文化財課(文化財に関すること)

電話 0172-82-1642

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