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弘前学院外人宣教師館

【重要文化財】

 

 

よみがな
ひろさきがくいんがいじんせんきょうしかん
員数
1棟
文化財の概要
木造、建築面積158.9平方メートル、二階建、鉄板葺
指定年月日
昭和53年1月21日
所在地
弘前市大字稔町
所有者・管理者
学校法人弘前学院

弘前学院は、明治19年弘前教会内に開設された女学校に始まり、明治22年発足した弘前女学校を母体とする。外人宣教師館は同校に派遣された米国婦人宣教師の宿舎として建設されたもので、現在の建物は明治39年に登記されている。設計施工は弘前のクリスチャン棟梁桜庭駒五郎(さくらばこまごろう)と伝えられる。 

小屋組は主にキングポストトラスを用いるが、屋根はもと柾葺(まさぶき)であったらしい。外壁は下見板張(したみいたばり)ペンキ塗りで窓に鎧戸がつく。平面は中廊下式で一室を除いて床を板張とし、天井、壁は漆喰塗、特に応接室の窓上蛇腹にはアカンサス紋様の飾りがつく。
この建物は外人宣教師館の様式を知るうえで貴重であり、北奥の洋館として優れた建築である。
 
 

問い合わせ先

担当 文化財課(文化財に関すること)

電話 0172-82-1642

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