外構[そとがまえ]は堀越城の南側に位置しています。
平面形は東西300m、南北50m前後の、東西に長い長方形を呈しています。江戸時代の絵図や文献等では「館ノ岸」と呼ばれていた曲輪[くるわ]で、近世以降は田畑として使用されていたようです。
過去の調査で、北側の外堀から三之丸南虎口[こぐち]に至る土橋跡が確認されていますが、その土橋とつながり、外構を南北に貫く石敷きの通路が確認されています。
整備前の外構地区(2016年、写真中央から下にかけてが外構)
整備後の外構(2020年、写真手前が外構)