HIROSAKI MOVING PROJECTは、弘前城本丸石垣修理による天守大移動をきっかけに、お城だけでなく弘前の人々や街全体を動かしていくプロジェクトです。たくさんのイベントを通じて、新たな歴史を刻む感動体験を、弘前から全国そして世界に発信していきます。
弘前城本丸東面では現在、石垣の老朽化による修理工事を進めています。それにともない石垣の上にそびえる天守が、100年ぶりに曳屋(曳家)と呼ばれる手法で大移動しています。その非常に珍しい光景が、国内外の多くの人たちの注目を集めています。
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石垣マルチ・プロジェクション
2016年2月13日(土)、14日(日)開催!平成28年(2016)開催の弘前城雪燈籠まつり内で実施された「石垣マルチ・プロジェクション」。全長140m超の石垣でたどる、100年の物語。
[実施日程]
・開催日時:
2016年2月13日(土)~14日(日)※弘前城雪燈籠まつり期間中の2日間
・上映時間:
①18:00~ ②18:30~ ③19:00~ ④19:30~ ⑤20:00~ ⑥20:30~
・観覧場所:弘前城跡内濠
[映像テーマ]
(1)「弘前城の世紀」編(2)「弘前相聞」編(3)「弘前百景」編
[試写会]
2016年2月12日(金)19:00~(18:30開場)
※試写会は、メディア、一口城主を対象に実施。
(一般は下乗橋付近から観覧可)
[概要]
弘前城本丸石垣修理、天守曳屋という世紀の事業の実施にあたり、第40回を迎える「弘前城雪燈籠まつり」にあわせ、高さ10m、幅140mを超える本丸東面石垣に、弘前市を象徴する映像を7面マルチ・プロジェクションで投影します。
弘前市のこれまでの100年を描くことを軸に、今後、さらなる発展を遂げていく弘前市を予感させることをテーマとし、日本最大級のスケールで当市の魅力を表現します。
各編冒頭には、“弘前の桜“を象徴的に表現した共通のジングル・タイトル映像を投影するとともに、世界的に感動をもたらした“花筏”をイメージしたライティングを行いエンタテインメントとしても楽しむことのできる空間演出を行います。
また、ふるさと納税の「石垣普請応援コース」にご寄附いただいた「一口城主」の方々(2015年8月16日から2016年2月3日までに入金が確認できた方)への特典として、試写会を開催いたします。
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お殿様・お姫様衣装着付け体験
好評につき通年開催!平成27年(2015)7月1日(水)よりお楽しみいただいております「お殿様・お姫様衣装着付け体験」が、大好評につき通年での開催となりました。会場は、これまでと同じ弘前公園北の郭武徳殿です。曳屋完了後の天守をご覧になったあとに、ぜひお立ち寄りください!
※着付け体験については弘前市みどりの協会のホームページからもご覧いただけます。
http://www.hirosakipark.or.jp/hirosakipark/kituke.html -
曳屋ウィーク参加者プレゼント!「特製軍手」
曳屋ウィークに参加された方へ記念品としてプレゼントするカラフルな「特製軍手」ができました。ロゴを施した軍手は全7色で、参加される日によって色が変わります。
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弘前城「地切式」2015年8月16日に開催!!
弘前城天守(高さ14.4m、推定重量約400t)を油圧式ジャッキで天守台から切り離す、地切(じぎり)式が2015年8月16日に行われました。8月下旬までに天守を60センチ持ち上げたあと、レールや台車などを使って天守を動かし、10月末までに北西約74メートルの地点に移す予定です。
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ヘルメット装着!
期間限定「たか丸くん」登場!弘前市のマスコットキャラクター「たか丸くん」が、弘前城の石垣修理工事に備えるため、頭上の兜をヘルメットに置き換えた工事バージョンに衣替えをしました。工事バージョンは、これまでの高さより数十センチ低くなっています。たか丸くんは、元の兜をかぶった姿に戻ることもあり、今後、2種類の姿で弘前のPRに活躍する予定です。
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曳屋に備えて、鋼材が
天守内へ搬入されました!今は残念ながら見学することはできませんが、工事中の弘前城天守内はこのようになっています。平成27年(2015)7月12日現在、天守を移動させる曳屋に備えて、土台や柱が動かないよう固定する「家縫い(やぬい)」と呼ばれる作業が行われています。その作業に使う鋼材が天守内へ搬入されてきました。ここからはすべて手作業となるので、職人さん達の熟練技となります。天守内では天守曳屋にむけて、着々と準備が行われています。
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「現存12天守同盟」宇和島市と締結!
弘前市は「宇和島城」がある宇和島市を訪問し、巻物に署名をいただきました。宇和島城天守は、宇和島伊達家2代藩主の宗利が寛文6年(1666)頃に建築したもので、随所に工夫が見られる素晴らしいお城でした。たか丸くんと一緒に宇和島伊達400年祭キャラクター「伊達にゃんよ」もきてくれて、一緒に記念撮影。これから、宇和島市と弘前市は現存12天守のもと、連携してPRを行ってまいります。
お殿様・お姫様衣装着付け体験
通年開催 会場:弘前城跡北の郭武徳殿
お殿様・お姫様の本格的な着付け体験と記念撮影お楽しみいただけます。
たか丸くん工事バージョン
2015年7月活動開始
石垣修理、天守移動に合わせて、ヘルメットをかぶり天守を抱えた「たか丸くん」が登場!観光キャンペーンや 各種イベントで活躍中!
タイムラプス映像配信
天守が動く様子はもちろん、四季の素材等、弘前ならではの魅力を取り入れたタイムラプス作品を制作。 国内外に発信しています。
石垣修理専用ホームページ
石垣修理と天守を移動させる曳屋工事を、魅力的かつ効果的に発信しています。
地切式
2015年8月16日(日)11:00頃 会場:弘前城跡本丸 ※工事関係者による安全祈願祭後
天守と石垣が切り離され、100年ぶりに城が動き出す瞬間を見守るイベント。
小学生曳屋工事見学会
2015年9月7日(月)~10月6日(火) 会場:弘前城跡本丸
全36校を対象とした、石垣修理と天守曳屋工事の見学会です。市のスタッフがていねいに解説をおこないます。
曳屋体験イベント"曳屋ウィーク"
2015年9月20日(日)~27日(日)会場:弘前城跡本丸
シルバーウィークに合わせ、天守を動かす曳屋体験を市民や観光客の皆さんに、 実際に体験してもらうイベントです。
※曳屋体験は、10時、11時、14時、15時の1日4回。1回あたり約100人、移動は各回約15センチメートル。
バーチャル曳屋イベント
2015年9月20日(日)~21日(月) 会場:新宿ステーションスクエア
東京の新宿駅に巨大な弘前城模型が出没!綱を引くチカラに応じて天守の動いた距離が表示される、 曳屋体験アトラクションです。
現存12 天守PR プロジェクト
現存天守を有する12都市で同盟を結び、各天守の価値と魅力の向上を図っていきます。
>現存12天守同盟について
第13 回全国城跡等石垣整備調査研究会
2015年11月5日(木)~7日(土) 会場:弘前文化センター等
有識者による研究会開催により、文化財への理解、学術的見地からの評価を図ります。
※基調講演、城跡の調査・修理担当者等による事例報告、パネルディスカッション、現地見学会を実施。
プロジェクションマッピング
2015年12月11日(金)~13日(日)・22日(火)~24日(木)
会場:青森銀行記念館・市民中央広場
市内の洋風建築物に、プロジェクターを使った巨大映像作品の投影を行います。
弘前城石垣マルチ・プロジェクション
弘前城雪燈籠まつり期間中(2016年2月13日(土)~14日(日))
上映時間:①18:00~ ②18:30~ ③19:00~ ④19:30~ ⑤20:00~ ⑥20:30~
会場:弘前城跡内濠
総延長140 メートル超の石垣に映像作品投影するとともに、内濠一帯に照明演出を行います。
ひろさき応援寄附金(ふるさと納税)特典
2015年9月20日(日)会場:弘前城跡本丸
「弘前城天守がお引越し!世紀の大修理 石垣普請応援コース」への寄附を募集中! みんなで天守を引っ張る曳屋ウィークの初日に、希望者を優先的に招待します。
>ひろさき応援寄付金(ふるさと納税)について
弘前城石垣マルチ・プロジェクション
多くの来場者で賑わう!
弘前城跡内濠にて平成28年(2016)2月13日(土)~14日(日)の2日間、7つのプロジェクターで石垣に映像を投影する「弘前城石垣マルチ・プロジェクション」が開催されました。前日の2月12日(金)には、石垣修理工事に寄附をしていただいた「一口城主」の方々をお招きし、試写会を実施。市長の号令にあわせて桜色のサーチライトが夜空に伸び、映像作品が映し出されました。映像は「弘前城の世紀」編、「弘前相聞」編、「弘前百景」編の3編で構成。明治・大正期の本丸石垣修理や昨年行われた天守曳屋(ひきや)工事の様子、さらには弘前市の今と昔の風景が140m超の石垣に上映されました。また、桜の映像が石垣に映し出されると、「花筏(はないかだ)」をイメージした照明が内濠を演出。雪の弘前城跡に咲いた満開の桜に、会場は大いに盛り上がりました。メイン会場となる内濠の入場者は試写会を含め3日間で計4,401名。スクリーンとなる本丸東面石垣を見渡せる二の丸からも多くの方々が映像を楽しみました。第40回を記念する本年の弘前城雪燈籠まつりには23万人の方が訪れ、冬の弘前を満喫しました。たくさんのご来場、本当にありがとうございました!
総移動距離77.62m !
天守曳屋、ついに完了!
平成27年(2015)10月24日(土)、弘前城天守着座式が行われました。葛西市長の「据えやー!」の号令でジャッキダウンされ、天守は無事仮設の天守台へ。着座後は観客の皆さまとともに、白と桜色の風船を一斉に空に放し、曳屋(ひきや)完了を祝いました。8月16日の地切式より曳屋が開始されて2か月余り。途中、2度の回転を挟み、3回に分けて行われた曳屋の総移動距離は77.62mとなりました。工事を担当した西村組、我妻組の皆さんをはじめ、多くの方々の声援のもとで無事完了できましたこと、心より感謝しております。天守の曳戻しまでは仮の天守台にて、石垣修理工事の様子を見守る弘前城天守。いましか見ることのできない光景を、ぜひその目でご覧になってください。
参加者3,900人、観客3万人!
みんなの力でお城が動いた。
「曳屋ウィーク」大成功!
平成27年(2015)9月20日(日)~27日(日)の8日間、「曳屋(ひきや)ウィーク」が、弘前城跡本丸で開催されました。初日には、「現存12天守同盟」を結ぶ自治体の方々とともに「重要文化財弘前城天守曳初式」を実施し、市長の号令にあわせて「曳屋ウィーク」がスタート。おそろいの軍手をはめた参加者たちは、天守の台座から伸びる4本の綱を約100人で引っ張り、お城を動かしました。9月20日(日)と21日(祝・月)には、スペシャルゲストとしてウルトラマンが登場。新宿で開催された「バーチャル曳屋イベント」の様子も中継され、たくさんのエールが会場に届けられました。イベント参加者は約3,900人にのぼり、城の総移動距離は1回15㎝、延べ35回の曳屋で5.3m。また、約3万人の方にご来場いただきました。多くの方々のご参加・ご声援、本当にありがとうございました。「曳屋ウィーク」は終了しましたが、曳屋作業は10月末まで続きます。
大盛況御礼!「バーチャル曳屋イベント」
東京・新宿に15,000人集まる!
平成27年(2015)9月20日(日)、21日(祝・月)東京・JR新宿駅東口前広場にて、弘前城跡本丸で実施中の「天守曳屋(ひきや)」を疑似体験できる、「バーチャル曳屋イベント」が開催されました。弘前城天守をイメージした巨大パネルがそびえ立つ会場には、2日間で合計約15,000名が来場。中央に設置されたバーチャル曳屋専用の綱を、家族、カップル、友人などたくさんの方々が手に取り、曳屋体験を楽しみました。体験終了後、綱引きの計測値が会場ビジョンに表示され、成績に応じて弘前の各種特産品をもれなくプレゼント!イベント終盤には、体験参加者995名から集められた合計36.6tのパワーとともに、中継でつながれた弘前城跡本丸・曳屋会場に熱いエールを送りました。また当日は、弘前市の蛯名副市長、弘前城ミス桜の野沢さん、たか丸くんが応援に参上。さらにはゲストとして、モデルの安座間美優さん、お笑いコンビTIMのゴルゴ松本さんを迎え、弘前城跡や弘前にまつわるトークセッションで大いに盛り上がりました。
※協賛品をいただいた各社様
(株)ラグノオささき(パティシエのりんごスティック)、カネショウ(株)(りんご酢)、(有)P&Dカワムラ(りんごたまり)
天守が動いた!浮いた! 弘前城「地切式」
平成27年(2015)8月16日(日)、弘前城の天守を動かす曳屋(ひきや)工事が約2千人の観客に見守られ、ついに始まりました。当日は、安全祈願祭の終了後に「地切式(じぎりしき)」のセレモニーが行われ、午前11時頃、石垣から天守を切り離す「地切り」と、天守を持ち上げる「揚屋(あげや)」がスタート。市長による「地切り」の号令により、約100年ぶりに天守が切り離され、5分ほどで約10cmの高さへとジャッキアップされました。当日午後3時からは、「地切り」にひき続き「揚屋」の第一工程作業がおこなわれ、天守をさらにジャッキアップ。翌日の8月17日と合わせて、合計35㎝の高さまで持ち上げられました。その後、9月上旬に予定している一次曳屋(天守移動)に向けて、鋼材の設置や移動のためのレールの設置などを実施しました。
世紀のドキュメンタリー遂に完結!
天守着座編、公開しました!
平成27年(2015)9月下旬から10月24日の着座式までに行われた工事の様子をご覧ください。ジャッキダウンや回転の工事風景はもちろん、多くの皆さまのお力を頂いた曳屋ウィークの様子など、見どころが満載です。天守曳屋工事編と併せて世紀の瞬間をお楽しみください。
弘前の観光スポットをご紹介!
ある日の弘前 A DAY in HIROSAKI公開しました!
平成27年(2015)7月から9月にかけて撮影した弘前の代表的な観光スポットをタイムラプス映像でご紹介します。
光に満ちあふれる美しい風景やダイナミックな弘前市をご覧ください。
天守が浮かぶ!?
一次曳屋工事までの様子をお届けします!
平成27年(2015)3月下旬から9月初旬までに行われた曳屋工事の様子をご覧ください。
天守が浮き上がる場面や一次曳屋工事で大きく移動する場面は必見です。
天守曳屋用の足場が完成するまで!
タイムラプスを公開
平成27年(2015)3月24日(火)~7月17日(金)までの期間、弘前城天守を定点カメラで撮影しました。天守曳屋の足場が組み上がる様子はもちろんのこと、春のさくらまつりの様子までお楽しみいただけます。