弘前城の北側に位置する仲町地区は、武家住宅や表門が点在し、サワラ生垣や板塀、庭や樹木がつくる、江戸時代の敷地割りを伝える貴重な武家町として昭和53年(1978)に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
仲町地区の歴史的風致を維持するため、地区内で次の行為を行う場合は、現状変更行為許可申請が必要となりますので、必ず事前に教育委員会までご相談ください。なお、非常災害のため必要な応急措置として行うものは対象外となります。
1.建築物その他の工作物の新築、増築、改築、移転又は除却
※仮設の工作物及び地下埋設物は対象外となります。
2.建築物その他の工作物の修繕、模様替え又は色彩の変更でその外観を変更することとなるもの
3.宅地の造成その他の土地の形質の変更
4.木竹の伐採
※間伐や枝打ちなどの通常行われる伐採、危険木や病害虫等防除のための伐採等は対象外となります。
5.土石類の採取
6.水面の埋立
保存地区内で現状変更行為を行う場合は、次の基準に適合する必要があります。
現状変更行為許可申請の様式は次のとおりです。
※事前着手はできませんのでご注意ください。また、申請後2週間程で「許可」又は「不許可」を決定・通知します。
担当 文化財課 文化財保護係
電話 0172-82-1642