平成22年2月4日に国から認定を受けた「弘前市歴史的風致維持向上計画」について、老朽化や消失が進む歴史的建造物の更なる保全を図るため、計画の変更を進めておりましたが、この度、令和5年3月30日付で国より計画変更の認定を受けました。
市は、この計画に基づき、先人から受け継いだ歴史的・文化的資産の維持・向上に努めるとともに積極的な活用を図り、市民が誇りに思えるまち、また、来街者にとっても魅力あふれるまちにするため、弘前の歴史的風致を活かしたまちづくりに取り組んでいきます。
弘前城や伝統的建造物群、寺院街などの歴史的な街並みと、ねぷたまつりやお山参詣などの歴史と伝統を反映した生活や行事が、一体となって受け継がれている良好な市街地環境のことです。
○弘前市の歴史的風致
1. 弘前さくらまつりに見る歴史的風致
2. 弘前ねぷたまつりに見る歴史的風致
3. 宵宮に見る歴史的風致
4. 津軽伝統工芸職人たちに見る歴史的風致
5. お山参詣に見る歴史的風致
○計画期間
平成21年度~30年度
○重点区域
1. 弘前城下町地区 約395ヘクタール
2. 岩木お山参詣地区 約34ヘクタール
○重点区域における事業
・ 弘前城本丸石垣整備事業
・ 鷹揚公園整備事業
・ 景観重要建造物保存修理助成事業
・ 旧藤田家別邸保存修理事業
・ 市役所本庁舎保存修理事業
・ 集約促進景観・歴史的風致形成推進事業(平成28年3月31日追加)
・ 歴史的風致の活用と国際観光の振興に関する事業(平成28年3月31日追加)
・ 景観まちづくり刷新支援事業(平成29年12月8日追加)
など全23事業
第7章 歴史的風致形成建造物の指定方針及び管理指針に関する事項
平成22年2月4日認定
平成23年3月30日軽微な変更
平成24年3月28日軽微な変更
平成25年3月29日軽微な変更
平成26年3月31日変更認定
平成27年3月31日軽微な変更
平成28年3月31日変更認定
平成29年12月8日変更認定
弘前市歴史的風致維持向上計画の計画期間が平成30年度末で終了することに伴い、第2期計画を策定し、平成31年2月26日に国の認定を受けました。
○計画期間
平成31年度~令和10年度
○重点区域
1. 弘前城下町地区 約414ヘクタール
2. 岩木お山参詣地区 約34ヘクタール
○重点区域における事業
・ 弘前城本丸石垣整備事業
・ 鷹揚公園整備事業
・ 弘前市仲町伝統的建造物群保存地区修理修景事業
・ 市民中央広場整備事業
・ 津軽塗技術保存伝承事業
など全20事業
第3章 歴史的風致の維持及び向上に関する方針(1714KB)
第6章 歴史的風致維持向上施設の整備又は管理に関する事項(3433KB)
第7章 歴史的風致形成建造物の指定の方針及び管理の指針となるべき事項(1473KB)
平成31年3月26日認定
令和2年4月1日軽微な変更
令和3年3月31日軽微な変更
令和4年3月10日軽微な変更
令和5年3月30日変更認定
弘前市歴史的風致維持向上計画の進行状況と、これに基づく事業の評価を公表しています。
第2期(計画期間:平成30年度~令和10年度)中間評価(3654KB)
平成30年度 進行管理・評価シート
平成29年度 進行管理・評価シート
当市では下記配布場所にて弘前市の歴まちカード(歴史まちづくりカード)を配布しています。
〇配布場所
・都市計画課窓口(上白銀町1-1 弘前市役所前川新館3F)
・弘前市立観光館(下白銀町2-1 )
・一戸時計店(土手町87)
歴史的風致形成建造物とは、歴史的風致を形成する地域の歴史的な建造物であり、国から認定を受けた重点区域内で、歴史的風致の維持及び向上を図るために保全を図る必要がある建造物です。
弘前市歴史的風致維持向上計画に基づく事業の実施にあたっては、一部の事業について国の社会資本整備総合交付金(街なみ環境整備事業)を活用しています。
社会資本整備総合交付金(街なみ環境整備事業)(R6.9.20)(4904KB)
社会資本整備総合交付金(街なみ環境整備事業)中間評価(R6.3.14)(15KB)
社会資本整備総合交付金(街なみ環境整備事業)事後評価(96KB)
全国の歴史的風致維持向上計画認定状況については国土交通省ホームページ「歴史的風致維持向上計画」のページでご確認いただけます。
国土交通省ホームページ <歴史的風致維持向上計画>:
http://www.mlit.go.jp/toshi/rekimachi/toshi_history_tk_000010.html
担当 都市計画課 景観係
電話 0172-34-3219